アメリカからこんにちは。 なおみです。
Happy Thanksgiving Day! 11月の第4木曜日は、アメリカの感謝祭です。 今年は11月25日。 この日には、日本のお正月のように、家族が集まります。アメリカ中、民族の大移動です。私も夫の母が生存中は13時間運転して、義母と感謝祭を過ごしました。
去年は、一緒に住んでいる家族以外は、集まらないでという事だったので、夫と二人での感謝祭。そして今年は夫の義母(夫の亡父の妻)と3人で過ごします。私の住むウィスコンシン、まだまだコロナの数が増えてます。でも何故か、アメリカ人の60%が、このホリデーシーズンは、コロナ以前のように過ごすそうです。 ホリデーの後、どうなるのか恐ろしいです。
今年も3人では、ビッグバード、ターキーは持て余してしまうので、ターキーブレスト(七面鳥の胸肉)をローストする事にしました。 上のターキー胸肉、小さく見えるけれど1.5kgあります。
という事で、今回は2年前の、楽しかった感謝祭を主に書きますね。
2019年、コロナが始めるちょっと前、11月の終わりに日本から、高校の時の友人3人が遊びに来てくれました。ちょうど感謝祭だったので、この年は張り切って伝統的な感謝祭のお食事を作りました。
あの時は、みんなで一緒にお料理して、楽しかったなぁ〜〜〜!
因みにその時のお友達の一人が栄養サポートネットワーク代表の、安達さんです。そんなご縁で、このブログ、書かせてもらってます。
さて、伝統的な感謝祭のディナーを紹介しますね。
もちろん欠かせないのが、ターキー(七面鳥)の丸焼き。そしてスタッフィング(ドレッシングとも呼ばれる)。これは元々は、ターキーのお腹に詰めて焼いてたものですが、最近はお腹に詰め物をするのは禁止ということで別に作ります。写真上の、左上がそうです。クルトン、セロリ、ソーセージ、栗にセージとか何種類かのハーブを入れて、ターキーのグレイビーを入れて、キャセロールに入れてオーブンで焼きます。
ターキーには、クランベリーソースをつけて食べます。 お店にも生のクランベリーソースがいっぱい並びます。クランベリーは全く甘くなく、糖質もほとんどないので、私もラカントで甘みをつけたソースを作ります。5分ぐらいで出来ます。
サイドには、グリーンビーンキャセロール(2つ上の写真の真ん中の上のもの)。これは単にさやいんげんの茹でたものに、キャンベルのクリームマッシュルームを混ぜて、上にフライドオニオンを載せて、オーブンで焼きます。単純だけれど、これは日本人の口にも合います。
他のサイドはに、マッシュポテトとグレービー、さつまいものキャセロール(さつまいもといっても、こっちのオレンジのものです)、グリルした野菜(芽キャベツ、にんじん、ビーツ等)。
オーブン調理が多いので、ダブルオーブンの家庭も多いです。この時ばかりは、フル回転。
こんがり焼けたターキーは、一家の主人が捌きます。 はじめて感謝祭のディナーに呼ばれた時に、ターキーの丸焼きをみたかったのに、テーブルに運ばれてきた時には、もうカットされていて、がっかりしたのを今でも思い出します。
カットされて、お皿に盛り付けて、テーブルへ。ファミリースタイルと言って、みんなでサービングプレートに乗ったお料理を、回してそれぞれ好きなだけとります。
デザートは、上の写真左のペカンパイ(英語ではピーカンパイ)、パンプキンパイ、アップルパイを用意することが多いです。これを好きなだけ切って、お皿に入れて、バニラアイスクリームとホイップクリームをかけて食べます。
最初に書き忘れましたが、感謝祭のディナーと言っても、普通はお昼から食べはじめて、お昼寝して😆、フットポールを見て、また残り物食べて、そしてデザート食べて、と一日 ずーっと食べます。
今日のおまけの写真は、この感謝祭のためのお買い物の時の写真です。
芽キャベツも茎についたままのが、この時期、出回ります。
冷凍のターキー。小さいのでも5kgぐらい。3日以上かけて、冷蔵庫の中で解凍して、ブラインという塩とお砂糖を入れたお水に一晩つけます。
ベジタリアンやビーガンの人のための、プラントベースのターキー(代用品?)も売ってます。
今週は、お買い物に行っても、知り合いに合っても、みんなこんにちはのかわりに、『ハッピー サンクスギビング!』でした。
皆さんにも ハッピーサンクスギビング!