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アメリカ通信(159) 60歳をすぎてから 五十肩

 

9月29日 菊芋の花が、たくさん咲いてます。 高さは、3mぐらいはあります。

 

 

アメリカから、こんにちは。なおみです。

 

今年の夏は、五十肩の痛みで、

苦しんでいました(大袈裟ですが😅)

 

痛みで、よく寝られない頃、

ちょうど一年に一回の、

主治医とのアポがありました。  

 

そのアポは、定期検診。

血圧や血液検査でコレステロールその他チェックされるものです。 

 

その時に、肩の事を相談したところ、 

診断は回旋筋腱板の炎症。 英語ではRotator Cuff Inflammation

 夫に伝えたら、野球のピッチャーが、なるのと同じだ!!! だって。 

 

ちなみに五十肩は英語でFrozen Shoulder  

この時は、そうは言われなかったのですが、

その後、整形外科医には、 Frozen Shoulder と言われました。

すぐ作業療法士,

Occupational Therapist(OT)を紹介してくれました。

8月9月は、週2回、OT通いでした。   

 

ここが、私の通っていた理学療法士Physical therapist と作業療法士Occupatinal Therapist のクリニック。 

 

こんな感じの、小さい治療室が、たくさんあります。 

 

そして、奥にはジムがあり、

いろいろなマシーンが置いてありました。  

 

まずはここで、

ベースラインのアセスメント。 

どの角度に、どのぐらい動くか、とか

筋肉の強さを測ります。  

 

そして、

私はドライニードリング(Dry Needling)の

治療に興味があるか聞かれ、

することにしました。 

 

中国の鍼治療と、同じようなものか? 

と聞くと、違うと。

こちらは、『科学に基づく治療だから』だと。。。 

はぁ〜〜??? と思ったけれど、

そこは、大人しく受けてみることに。  

 

いろいろなペーパーにサインさせられ、

鍼が折れて、破片が 体内に入ったら、危険だとか。。。 

 

でも、結局は、

毎回、治療の最初5分ぐらいで終わり、

2−3本の針を、ぐりぐりと入れて、

2−3秒待ったら、とってしまうものでした。 

 

それでも、最初は、ちょっと肩が軽くなったような、気がしましたが、

その後は、あまり変化も分からず、 

作業療法士さんも、私に聞くこともなく、鍼治療はやめてしまいました。

 

5分の鍼治療の後は、

肩をマッサージしてくれてから、

筋力をつけるためのトレーニング。

45分の治療です。 

 

行くたびに、

ストレッチバンドの種類が増え

家でする エクソサイズを教わります。 

3種類の強さのストレッチバンド

このOTさん、私と同じぐらいの歳の女性で、

話も合い、

お気に入りのレストランの話や、

ガーデニングの話をしながら、

楽しくトレーニングができました。 

 

ところが、10回通ったところで、

保険から、許可が降りない、と。 

 

そうなんです、アメリカでは、

まずは保険会社に連絡して(これは医療機関でやってくれます)、

許可が降りないと、治療を始められないんです。 

 

OTさんは、保険会社と戦う、と言ってくれたけれど、

とりあえずは、旅行で留守にするので、お休みすると伝え(本当です)、

どうせ、自費で払うのなら、と

中国の鍼治療  Chinese  Acupuncture へ通うことにしました。 

 

前、腱鞘炎になった時に、通って、良かった治療院があるので、

そこに連絡したら、すぐ入れてくれました。 

  

20年ぐらい前のことだけれど、まだ鍼灸師さん、引退してなくて良かった。 

 

それで、今、週2−3で通っています。 

 

行くたびに、少しづつ良くなってる感があります。 

 

ただ、参ったのは、カッピング。

最初にしてもらった時は、何個も肩にブス色の丸ができました。

悪いところほど、濃い色になるようです。

 

恥ずかしいけれど、見せちゃう。 

そして、鍼治療、やはりOTさんにしてもらった、 

Dry Needlingとは、違いました。 

鍼自体は、同じように見えたけれど。

 

何十本も、素早く、トントンと指先で叩く感じで、

刺していきます。 

そして、鍼に、電気を流して、

30分ぐらい、音楽を聴きながら待ちます。 

 

電気を通すので、ピクピクと動いて、

軽くマッサージをされている感じです。 

 

毎回、1時間以上かかります。 

 

鍼治療と同時に、 OTさんから勧められ、

主治医に連絡を取り、

整形外科医を紹介してもらい、

コルチゾン注射も受けました。 

 

これで、痛みが激減しました。

ただ、本当は、2本、違う場所に打つと良いそうですが、

コルチゾン注射の副作用として、

血糖値を一時的に上げるので、

もう一本は、1週間後。

今は、それを待っている状態です。 

 

OTさんから教えてもらった、毎日のうちでのトレーニング、鍼治療、コルチゾン注射。

3本柱で頑張っています。 

さて、治るのか。。。

後で、ご報告しますね。 

 

今日は、綺麗な写真ではなかったので、

おまけに、うちのお花の写真を!

いろいろな種類のコスモス

復活した、ジニアです。 一時は、何者かに食べられたり、根こそぎ引っ張り出されたり、もうダメかと思いました。