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アメリカ通信(16) 興奮しすぎた2つのホリデーパーティー

 

今年のうちの近所のクリスマスデコレーションです。昨日、寒い夕方、散歩に行って写真を撮りました。

アメリカからこんにちは。なおみです。

いよいよ今週はクリスマスですね。今晩(今ブログを書き始めた時点で22日)、夫の姉がイリノイ州から到着します。イリノイ州、お隣の州なので、いつもだったら気軽な感じで、1−2泊して行くだけなのですが、彼女も今年は子供たちとも過ごせないからか、ゆっくりして行く事に。学校の先生をしている姉は、先週からお休み。そして昨日、コロナのテストを受けて、陰性ということで、安心です。

さて、姉が来る前に、私たちは、2日続けて、ホリデーパーティーをホストしました。

最初は、私の日本人のお友達2人とガールズナイトです。夫は、たまに自分の部屋から出てきて、ドリンクをサーブしたり、暖炉の火を消さないように、執事のような役をしてくれました😆

 

前菜は

はまちのタルタル。ケッパー、パセリ、胡椒、オリーブオイルを加えて、イタリア風に。

タコのカルパッチョは、下に薄切りの紫玉ねぎを敷いて、赤、緑のパプリカでクリスマス色に。オリーブオイルとちょっと、味ぽんを垂らして。

白菜とサーモンのハサミ漬けは、スモークサーモンと白菜を交互に重ね、塩麹を小さじ1ぐらい、それぞれのレイヤーに入れます。ジップロップの袋に入れて、冷蔵庫で1週間したら食べ頃です。

左下は、お気に入りのチーズ。この上に枝豆のミニフェラフェル(中近東のコロッケみたいなもの)を乗せたのですが、揚げたての熱々をゲストが来てからサーブしたので、写真なし。

次のコースは、パエリア。ストウブのお鍋で、ゲストが来る直前に、お米がちょっと硬いぐらいに仕上げて、サーブする前に少し温めておき、湯気が出てる熱々をゲストにサーブできました。

横にあるのは、エンダイブとオレンジのサラダ。 これは、いつも好評なんです。

そして最後は、ステーキサラダ。これは夫が前日の夕食のステーキを炭火で焼くときに、多めに焼いてくれた絶品の品。コストコで買う、リブアイキャップステーキ。私たちが今、一番お気に入りのステーキです。お友達にも、とっても喜んでもらえました。

デザートはお友達が買ってくれた、グルテンフリーのデザート。夫も一緒に食べたので、みんなで全てお味見できるように、4つに切り分けました。緑のは、私が作った、抹茶マスカルポーネのモンブラン風と栗のペーストで作った栗のお菓子。中にスィートポテトを入れてみました。

止まることなく、お喋りをし続け、あっと夜がふけても気がつかないぐらい楽しいパーティーでした。

 

コロナ禍で発見したのは、小さいパーティーの方が、ゆっくりおしゃべりも出来て、楽しいということでした。

翌日は、大興奮で1週間かけて用意したパーティー。ここでは書けないぐらいの大物が、ご家族といらしてくださいました。 

私は何日もゆっくり寝られないぐらい、興奮状態。でも、本当に素晴らしい人というのは、謙虚で、そして美味しいおいしいって、いっぱい食べてくれて、大感激でした。残念ながら、写真は撮れなかったので、ゲストが到着する前に、写真を取っておいた、何枚かだけ。

メインはリクエストの手巻き寿司。この辺で、美味しくサーブするためには、ただ切ってもダメで、いろいろな工夫が必要です。 

えび、ホタテ、サーモンはSous Videという低音調理で準備。ネギトロは、白だしと柚子胡椒で下味。蟹は、マヨネーズをちょっと入れて、ネギとあえました。今回ラッキーだったのは、近くのお魚屋さんの冷凍コーナーに、大トロがあったのです。期待していなかった私は、大トロだと気がつかないで、柵の形が綺麗なのを買ってきて、後で見たらTuna Ootoro と書いてあってビックリ。

最初は、ドイツで育った方だったので、グリューワインでお出迎え。うちにあるクリスマスマーケットで買った、グリューワインのマグを総動員して、好きなのを選んでもらって、サーブしました。すごく喜んでもらえました。お供は、夫が用意したチーズとソーセージのプレート。 

今回のパーティーは、日本、ウィスコンシン(チーズ)、ドイツ(グリューワインとソーセージ)を融合してみました。

ちょっと雑談した後は、テーブルについて頂いて、まずはたまたま手に入った松茸で作ったお吸い物と前菜のプレート。

前菜は、小さなお皿に、タコの和風カルパッチョ、ミニ枝豆コロッケ、紫芋のコロッケと蕪の浅漬けにしました。写真なし😅

手巻き寿司と一緒に、チーズの茶碗蒸しを出しました。これは、いつも好評な私の一品で、茶碗蒸しの液に

ゴルゴンゾーラを入れて蒸すだけ。ブルーチーズ系がダメな人も、美味しいと食べてくれます。

そして、ヒットだったのが、前日にも出した白菜とサーモンのはさみ漬けと大根のべったら漬けのゆず風味。レシピまで聞かれました。

デザートは昨日も出した、栗のお菓子と抹茶マスカルポーネのモンブラン風。

食事の後は、みんなでクリスマスキャロルを歌ったり、本当に素敵な夜でした。

私は、張り切りすぎて、その後2日ぐらいグッタリしていました😅 でも、全て美味しい美味しい、と言って食べてくれて、料理した甲斐がありました。 興奮しすぎて、その夜も寝られず。。。2日は夫が夕食も作ってくれて、私は夢心地にパーティーの余韻を楽しみました。

と思ったら、もうクリスマスが間近。後10分で、夫の姉が到着します。

それでは、皆さんメリークリスマス! 次回はうちのクリスマスの様子を書きますね。