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アメリカ通信(188) アムステルダム マーラーフェスティバル2025

アムステルダムのロイヤルコンサルトへボーのホール マーラーフェスティバルの幕と旗がなびいてます。

 

アメリカから、こんにちは。なおみです。

 

 

5月8日から、5月18日まで開催された、

アムステルダムでの、マーラーフェスティバルに行ってきました。 

  

ということで、

私たちは7日に出て、19日に帰ってきました。  

 

プロムラムブック。 立派です。

アムステルダムのコンセルトヘボーオーケストラは、

グスタフマーラー(1860-1911)の作品が、

まだ人気がなかった頃に、

コンセルトヘボーの指揮者が、

マーラーの作曲家としての才能を認めて、

マーラーをサポート、マーラーの曲を多く演奏し、

マーラーの作曲家としての地位を、

確実なものとしたという、歴史があります。 

 

1920年にアムステルダムで、最初のマーラーフェスティバルが開催され、

1995年に2回目。 

 

そして、2020に3回目が行われる予定でしたが、

もちろんキャンセル。

これを、コロナ禍で家にいた私たちは、

onlineで見ることができ、感動。

 

そして、延期になった2021年のチケットを

発売と同時に購入するも、これもキャンセル。 

 

今回、やっと実現に至りました。 

 

夫のマーラに関するコレクション

夫がマーラーオタクなので😆

私たち、マーラーが亡くなった100年祭の時も、

マーラーが指揮者をしていた

ウィーンオペラハウスへ行ったり、

ウィーンにある、マーラーのお墓参りも。

マーラーが夏の間、こもって作曲していた、

3軒あるうちの、2つを制覇。

この2つの一つは、去年の秋、北イタリアドロミテにある、

お家に行ってきました。 

 

一つ目は、2011年に、オーストリアで。

 

もちろん、アメリカ国内では、

色々なマーラー演奏会に行きました。 

 

私は、夫に会う前は、

マーラーの事は全然興味なかったのですが、

20年以上経つと、

私も立派なマーラーファン(マーラーオタク)なってしまいました。

 

というわけで、

今回のマーラー全曲演奏の

フェスティバルは、私たちにとって、

特別なものでした。 

 

夫に至っては、

一年前から、マーラー断ちまでして、

いっさいマーラーの曲を聴かないで、

望みました。

オーケストラは

ロイヤルコンセルトヘボーオーケストラ

ベルリン

ブダペスト

シカゴ

NHK交響楽団

という素晴らしいオーケストラが揃いました。 

 

プログラムブックの中の、日程表

私はもちろん、NHKとシカゴをアムステルダムで聴けることに興奮。 

シカゴには、ミルウォーキーからも助っ人で2人参加していて、

その2人が、私たちのお友達。

コンサートの合間で、

食事をご一緒して、

裏情報を入手😆

ヴァイオリンのゆかさんとフレンチホルンのデートリッチさんとオランダ料理レストランで夕食。 といっても4時から。
左から、オランダ名物、グリーンピースープ、ソーセージ、ニシンのアパタイざー。
これは私のメイン。大きなミートボールがマッシュポテトの上に乗ってました。 マッシュポテトはアンダイブと一緒に。 このミートボール、ハンバーグのようでした。 思ったより、美味しかった😆

12日間の滞在中、

マーラーの10の交響曲全曲

大地のうた (2種類の演奏会)

交響曲4番を、スモール編成に編曲した演奏会。

レクチャーは、もう数えきれない。 

 

私の人生で、

こんなに短期間でコンサートに行ったのは、

初めてでした。 

 

キッチン付きの、同じホテルにずっと泊まっていたので、

住んでいる感じになりました。 

 

ホテルの外観 
結構広さがあるので、リラックスできました。
キッチン オーブン、食洗機、湯沸ポット、トースターまで何でもあるのに、なぜか 電子レンジがありませんでした。

コンサートの合間に、

美術館まわり、

名所まわり、

日帰り旅行へ行ったり、

最初の方はしていたのですが、

 

最後の3日は、疲れてしまい、

コンサートと食事以外は、ホテルでゆっくりしてました。 

 

フェスティバルの開催中、オランダの国営テレビで放映していたので、

ずっとコンサートのライブ放送や、

色々マーラー関係の、ドキュメンタリーを

観るのも、忙しかったです。 

 

どっぷり、マーラーにつかりました。

これは最終日。 最後のコンサートを待っている時です。

 

ここで、コンサートの感想を書く感じではないので、

来週からは、コンサート以外のオランダ旅行を書きますね。