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アメリカ通信(192) アムステルダム マーラーフェスティバル2025(2)

コンサート後の、コンセルトヘボー前。トラムを待ちます。

アメリカから、こんにちは。なおみです。

 

もう少しで、6月が終わりなんて、びっくりです。 

 

また5月のオランダ旅行に戻ります。 

オランダ旅行の一番最初に書いたのが、

マーラーフェスティバルです。 

こちらです。

なんと言っても、今回の旅の目的なので、

もう少し様子をお知らせしますね。 

 

今回、このフェスティバルのチケットを買うのに、

とっても苦労しました(夫が🤭)

去年の秋にパッケージを売り出したのですが、

頑張って早起きして、トライするも、

アクセスした時は、すでに完売。 

 

コンセルトヘボーのホール内には、たくさんの作曲家の名前があります。 
その中でも、マーラーはバルコニー下の真ん中。そして期間中、マーラーの名前はライトたがついてます。

  

  

2月に、シングルチケットは定期会員のために、

優先販売があるということ。

絶対行きたかった夫は、

定期会員にまでなって、参戦。 

 

ところが、カートに入れて、

支払いをしようとすると、

カードが使えないと出てしまいました。

 

持ってる、全てのカードでトライしますが、

全てダメ。 

 

この頃、私は日本にいたのですが、

夫から絶望のコール。 

それでも、まずはクレジットカード会社に連絡するも、向こうは何も問題ないと。

そしてチケット販売元にメール。

 

でも、もう買えないと思う、と😂。 

 

そうしたら、翌日 コンサルトへボーからメールが入り、

まだ私たちのチケットは押さえていると。

そして、バグを修正してくれて、

無事、購入に至りました。

夫、頑張りました。 

 

今回の興奮したことの一つが、マーラーの孫娘(80歳以上)マリーナマーラーがフェスティバルの主催者の1人だったこと。フェスティバル中、全部のコンサートに来てました。そして、とっても素敵な人でした。 彼女はマーラー団体の会長でもあります。。 もう一つは、今話題の指揮者クラウスマケーラ、29歳。 今回はロイヤルコンセルトへボーと、交響曲1番と8番を振りました。 若すぎて???と思っていた私たち。 すぐそんな間違いを気づかせてくれました。 素晴らしかった。 そして自分が振るコンサートの合間も、ちゃんと他のオーケストラも聴きに来ていました。 2027年から彼が常任指揮者となる、シカゴシンフォニーもちゃんと本番を聴いていました(私たちのすぐそば)。私、パパロッチのようになってしまった😅

2027年からのシカゴシンフォニーが楽しみです。

  

NHK交響楽団の時の私たちのシート、最前列。 ビオラの人しか見えませんでした💦 初めてビオラの音を集中して聞いたかも。 こんな旋律を弾いてたのね。

 

ちなみに、行くことができなかった、

定期会員になるための、最低パッケージについてきたチケットは、

チェックアウトの時に、ホテルのレセプトの人に差し上げたら、

一度行ってみたかった、と とても喜んでくださいました。

 

 

    

コンセルトヘボーの会場は、

開演前、休憩、演奏後も、

ホール内のバーで、

無料で、ワインやコーヒー、紅茶、お水を飲むことができます。

クッキーだってあります。 

 

なんだか、こんなちょっとしたことだけど、

とっても嬉しかった。 

こんなバーが、たくさんあるので、あんまり待たないで、飲み物がもらえます。
カンパーイ
コーヒーも美味しい
マーラーの像と乾杯

そして、ホール内のレストランも、

予約をしておくと、

コンサートとに間に合うように、

食事をすることができます。 

 

私たちは、コンサートとコンサートの間に、

あまり時間がない日に、

利用してみました。 

3コースディナー。それぞれのコースにチョイスがあります。

とっても美味しくて、大満足。

もちろん、ちゃんとコンサートに間に合うように、

サーブしてくれます。 

この日は、朝から、一度もホールから出なかったです。 

 

さて、コンサートは

大ホール と言っても 座席数はそんなに多くないんです。 

なのでチケットを取るのが大変。

ドアから、ポーディアムまでが遠いいので、年老いたコンダクターは、終わった後、上まで上がらないで、アンコール、戻ってきてました。でも、若い、クラウスマケーラは、何度も上まで駆け上がっては、アンコールで戻ってきました😄

このドア、左の写真の、コンダクターが出てくるドアです。
この日はバルコニーの日。私たちは、シングルチケットで買ったので、毎回、色々な席で楽しみました。

そして

小ホール

ここでは主に、

レクチャー、リート、ピアノ、弦楽。

これは、ピアノと歌バージョンの大地のうた
シカゴシンフォニー 6番の後の、アフターコンサートトーク。私の大好きなシカゴシンフォニーのパーカッショニストと指揮者ジェパン ズウィーデンがゲストです。
最後のレクチャー。 モルトン ソルビック、全てのレクチャーをしたけれど、素晴らしい知識。 マーラー協会の副会長です。

そして、チケットを買えなかった人のために、

近くの公園で、

ライブストリームもありました。 

 

私たちは、

オープニングセレモニーと

なんとNHK交響楽団の2つあった演奏会のうちの、

一つが買えなかったので、

公園で参加。 

すごく混んでいて、びっくり!

これもなかなか楽しかったです。

夫、ワイン(無料)をもらいに並んでます。
夜になると、ちょっと肌寒いです。持って行った上着等、全て持って行きました。

 

そして、コンセルトヘボーの会場内は、

マーラーの像(これはマーラーの娘が作成したもの)

マーラーの間(部屋)

と マーラーの足跡が至る所に。

そして、今回のフェスティバルのために用意したと思われる、

マーラーの写真が、会場中に貼られてました。

そして、シカゴシンフォニーの交響曲7番。

私たちは事前に買えなかったのですが、

ちょっと寒い日だったので、

外でみて、風邪をひくと嫌だったので、

当日券に挑戦。

会場1時間前に、招待券、学生券等に取っておいたチケットを売り出すとの情報を得て、

シカゴシンフォニーの一員として、

演奏するお友達と、早めの夕食を食べた後、

行ってみたら、チケット買えました。

座席、残りわずかで、選べなかったのですが、

なんと、ステージ上の席。

そして、一緒に夕食を食べたゆかさんの真後ろ。

演奏が終わった後、声をかけたら、

びっくりしてました。

マーラーフェスティバル、

なんだか、思い出しながら書いていても、

夢だったような気がするぐらい、

素晴らしい体験でした。 

 

2週間の間に6オーケストラを聴き、

その音の違いにもびっくり!

一流のオーケストラ揃い、

全て素晴らしかったけれど、

私が一番感動したのは、

ペトレンコ率いる、ベルリンオーケストラ。

マーラー9番。コンサートマスターは日本人、樫本大進氏。

本当に感動!

 

夫は、マケーラ率いる、コンサートへボー

マーラー8番を推し。

またまた、

長くなってしまいました、

マーラーオタクのマーラーフェスティバルの

レポートでした。