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アメリカ通信(22)糖質制限食の献立のコツみたいのを、書いてみました【和食編】

アメリカからこんにちは。なおみです。

上の写真は、近所の公園の中、散歩中に鹿に遭遇した所。目が合ってしまい、鹿がフリーズしています。この後、仲間10匹ぐらいと走り去っていきました。 そんなにたくさん近くにいると思わなかったので、鹿軍団の写真を撮れなくて残念。

 

さて、すごーく寒かったアメリカ中西部、ちょっと厳寒の峠を越したようで、今週は気温もプラスになり、雪もちょっと残っているだけになりました。 

 

コロナの新規感染数もピークアウトしたようで、だいぶ下がってきました。 この隙に、私はお友達家族とパーティーをしたり、映画も観に行こうかと、計画中です。 もちろん、少人数、マスクをしっかりしてですが。まずは、アカデミー賞の作品賞にノミネートされた日本の映画、Drive My Carを観に行きます。ずっと行きたかったけれど、このタイミングで行けそうで、嬉しいです。

  

今日は、糖質制限をするための、私の献立について書きますね。

 

 

糖質制限食のコツは、もちろんご飯を食べない事、です。上の写真は、何日か前の夕食。和食は手間がかかりますが、保存食や、手作りの冷凍食を作っておくことで、時短で準備ができます。 私は大体30分から1時間を、毎日の夕食の準備に充てています。

この日のメニューは

    チリアンシーバスの味噌焼き

    鶏モモの塩麹漬け焼き

    ふろふき大根の黄身味噌添え 

    芽キャベツとアーティチョークの、炒め煮。

    大根の葉とキノコのお味噌汁

チリアンシーバスはアメリカで簡単に手に入る魚の中で、一番油が乗って美味しい白身の魚です。お魚の切り身に、お味噌にラカントという、血糖値を上げない甘みをちょっと入れ、練ったものを、上に乗せて、キッチンペーパーでひとつづつ包み、ジップロップバッグに入れて、冷凍しておきます。

 

お魚は、お料理を始めるときに、冷凍庫から出して、自然解凍しておきます。30分ぐらいで表面が解凍するので、包んであったキッチンペーパーとお味噌を軽く取ります。 そして、ノンフライヤーで20分焼いて出来上がり。

 

鶏肉は、骨つきのもも肉が残っていて、使い切りたかったので、骨をとって、薄くなるように切り目を入れ、二つに分けて、ジップロップバッグに入れて、塩麹を入れて、マリネします。真空状態にすると、10分でも味が染みます。

 

ノンフライヤーでお魚を焼くときに、パーチメントペーパーで器みたいにして、お魚と鶏肉に分けて、一緒に調理してしまいます。鶏肉も薄くしたので、20分で焼けました。

 

 

大根は、Staubのココット20cmで弱火で30分ぐらい煮て、柔らかくなったら、白だしを大さじ2ぐらい入れました。

 

黄身味噌は、先日作っておいた温泉卵の黄身の味噌漬けに、漬けた時に使った味噌も入れて、弱火で練り上げました。

 

芽キャベツとアーティチョークも、素材を冷凍してあったものを使用。Staub ココットの17cmで、初めにベーコンを炒めて、そこに、冷凍のままの芽キャベツとアーティチョークを加え、ほんの少しお水を入れて、蓋をして、蒸し煮。火が通ったら、塩胡椒で、出来上がり。 

 

お味噌汁の葉は、去年の暮れに日本野菜の農家から取り寄せた大根が、とっても新鮮だったので、半乾燥して、冷凍しておいたものです。

 

と言うことで、お野菜いっぱいの、低糖質の和食、50分で完成しました。 

 

和食は、どうしても糖質が多くなりがちですが(ご飯と味付けにお砂糖、味醂が入る)、自分で作ることにより、甘みも糖質ゼロでできるし、薄味にすることで、ご飯が必要なくなります。 そして、塩分が少なくなるので、健康的ですね。

 

うちの夫、アメリカ人は、もともとご飯を毎食食べていたわけではないので、全然抵抗なく、とっても楽に糖質制限ができます。 洋食は、もっと楽です。 問題は、パスタですね。これについては、また今度。 

 

以前に書いた、糖質制限についてのブログはこちらです。

 

今日のオマケは、ボードゲームをすると、一緒にゲームをしたくなる(邪魔しにくる)クーの写真です。

  

ちなみにこのボードゲーム、夫が子供の時に遊んでいたゲームを、最近地下を整理して発掘したもの。戦争ゲーム。なんと太平洋戦争です。もちろん、私は日本軍。オリンピックを観ながらだったので、時間がかかり、まだ勝敗はついていません。