
アメリカから、こんにちは。
なおみです。
日本の大雪のニュースを見ながら、ブログを書いています。
アメリカ中西部も、ここ数週間ずっと寒波が続いています。
この辺りは寒すぎるせいか雪はあまり降らず、
最高気温がマイナス10℃、最低気温がマイナス20℃前後の日が続いています。
あまりの寒さで、ガレージに置いてある冷蔵庫の中のものまで凍ってしまいました。
私は先週の金曜日から、ほとんど外に出ていません。
さて、少し前のことですが、
Violins of Hope というコンサートに、ピアノ伴奏として参加しました。

Violins of Hope は、ホロコーストを生き延びたヴァイオリンを使い、
世界各地でコンサートを行っている団体です。
ウィスコンシンでは、昨年9月から今年2月にかけて、
Milwaukee Youth Symphony Orchestra の主催で、80回以上のコンサートが行われました

私が参加した公演は、
私が教えている日本語学校・土曜会が使用している教会で開催されました。
ユダヤ人の団体のコンサートがキリスト教会で行われ、
さらに日本人団体の土曜会も関わったという点に、
とても大きな意味を感じました。
土曜会の一員として企画段階から関わりましたが、
Violins of Hope の取り組みは徹底していて、
関係者やボランティア全員が2時間のZoomトレーニングを受け、
背景やメッセージが丁寧に共有されていました。
当日は、土曜会からも多くのボランティアが参加し、
会場は満席。素晴らしいコンサートになりました。

私は伴奏者として、
Milwaukee Symphony Orchestra のヴァイオリニスト・ゆかさんと、
土曜会卒業生で、ゆかさんの教え子でもあるハンスくんのデュオを伴奏しました。

二人は公演直前に海外から戻り、合わせは前日に一度だけ。
少し心配しましたが、さすがプロ。
ゆかさんのリードで、見事な演奏となり、
伴奏を弾きながら私自身も深く心を動かされました。

プログラムには、
強制収容所で作曲された子守唄や、
収容中に書かれたユダヤ人作曲家の作品、
そして私が伴奏したショスタコーヴィチの《エレジー》が含まれていました。
どの曲も、重く、静かに胸に響くものでした。

普段は刺激の少ない生活を送っている私にとって、
このコンサートは、音楽を通して多くのことを考え、感じる
かけがえのない時間となりました。
