
アメリカからこんにちは。なおみです。
先週に引き続き、PianoArts North America Piano Competitionのお話です。
私は昨年9月、ちょっとしたご縁でPianoArtsの役員になりました。それまで夫は名前を聞いたことが あったそうですが、私はこのような団体がミルウォーキーにあることすら知りませんでした。
そんなわけで、2年に一度開催されるこのピアノコンクールに関わるのは、私にとって今回が初めてです。
自分に何ができるか考えた結果、私は「ホスピタリティー担当」になりました。
要するに、審査員や参加者のお世話係です。
その結果、審査員、コンテスタントと共演するシンフォニー楽団員、毎日朝から会場に詰めているコンクールマネージャーたちのランチやディナー、歓迎パーティー、さらに2つのコンサート後のレセプションの準備を担当することになりました。
もちろんケータリングを利用することもできたのですが、コンクール期間の1週間に加え前後2日間、合計9日間分を手配するのもなかなか大変です。そこで思い切って自分で作ることにしました。
実は3月の予選でも、ビデオ審査を行う審査員向けにランチを用意したのですが、それが好評で、「今回もぜひ」とリクエストをいただいたことも理由の一つです。
以下の写真が、予選の時ののランチ。



一番大変だったのは、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーなど、それぞれの食事制限に対応しなければならなかったことです。特に毎日ランチとディナーを用意したコンクールマネージャーがベジタリアンだったので、最後の方はメニューのアイデアが尽きかけました。
期間中に用意したのは、ランチ32食、ディナー31食分、30人分のウェルカムパーティーの料理、そして誰でも自由につまめるスナックです。
このスナックは「Fuel Stand」と呼ばれていました。日本語なら「軽食コーナー」や「エネルギー補給ステーション」といった感じでしょうか。

もちろんコーヒーやお水などの飲み物も切らさないように準備しました。さらにコンサートの休憩時間や終演後に気軽につまめる軽食も用意しましたが、こちらは引退した役員の一人、マリーが主に担当してくれました。
残念ながら忙しすぎて写真を撮り忘れたものも多いのですが、今回は、まだまだ元気だった(笑)ウェルカムディナーからご紹介します。
この日は、マリー、夫、そして私の3人で準備しました。
3つのビュッフェテーブルを用意し、マリーはオードブルテーブル、夫はウィスコンシンテーブル、私は巻き寿司テーブルを担当しました。



マリーは私が入るまでPianoArtsの「食べ物担当(笑)」だったので、パーティー準備はお手のもの。見栄えのする素敵なオードブルテーブルを作ってくれました。

夫のウィスコンシンテーブルは、ブラートヴルスト(ウィスコンシン名物の生ソーセージ)とポテトサラダです。

私は生ものを使わない巻き寿司を担当しました。巻き寿司はベジタリアン向けも作りやすいので、4種類用意しました。
・アボカド、きゅうり、卵
・カニカマ、きゅうり、卵
・鶏ひき肉の生姜そぼろ、アスパラガス、卵
・サーモン、きゅうり、卵
こうして書いてみると、全部に卵が入っていますね。

たまたまコンクールマネージャーは卵や乳製品を食べるベジタリアンだったので、つい卵を入れてしまいましたが、今思えば卵なしのものも作るべきだったかもしれません。卵を入れると彩りがきれいなので、つい(笑)。
PianoArtsには「エレガントなディナーにする」という伝統があり、紙皿やプラスチックカップは使いません。

会で所有する食器類もありますが、今回はワイングラスが見つからず、自宅からステムレスのワイングラスを持参しました。20個以上も持っていたことに、自分でも驚きました。
そしてマリーのすごいところは、今回のオードブルテーブルで余った材料を使い、翌日のコンサート用の軽食として、まったく違う形で再利用してしまったことです。



本当はすべての食事をご紹介したかったのですが、長くなってしまったので、続きは来週にしたいと思います。