アメリカからこんにちは。なおみです。
皆さん、お雛様まつり、楽しみましたか? 私はアメリカに来てから、特に、お雛様への思い入れが募り、毎年いろいろな形でお雛様パーティーをしています。 去年は夫と二人でしたが、今年はお友達二人をお呼びして、お雛様をしました。 過去には、最高18名でうちに集まったこともあります。
こちらのウエブでもZoomでお馴染みの、アメリカで管理栄養士をなさってるお友達が来てくださって、彼女の仕事の話も、興味深く、聞かせてもらいました。
白酒はないので、ロゼのスパークリングで乾杯!!!
お料理は、
ちらし寿司 マグロ、サーモン、はまち、エビ、ホタテ、イクラ、とびっこ、卵焼き。
すし飯には、枝豆と刻んだガリを加えて。
茶碗蒸し チーズとトリフソース
天ぷら えび、いか、フェネル、レモン
煮豆2種 うぐいす豆と花豆
タコとセロリの梅和え
菜の花の辛子味噌和え ブロッコリー二で代用
かぶのべったら漬け ゆず風味
焼きなす 白だしと柚子胡椒
小松菜のお浸し 柚子胡椒風味
和菓子 2種のあんこ餅、上に桜の花
桜餅(長命寺)
せっかくお料理をがんばって作るので、私も食べたいので、なるべく低糖質にしました。
どうやって低糖質のメニューにしたかを、書きますね。
ちらし寿司 まずは、ご飯の3分の2を蒟蒻ライスに変えて炊きました。私は伊豆河童の乾燥こんにゃく米を使ってます、レシピでは半分が蒟蒻ライスですが、私はもう少し多くても全然大丈夫だったので、2/3にしてます。 そして、寿司酢も、砂糖はラカン十、酢は糖質を下げると言われているリンゴ酢を使用しました。(うちにリンゴ酢しか無かっただけですが。)
天ぷら はできるだけ衣を薄くつけます。 お客様の時は、あらかじめ揚げておき、サーブする直前にエアフライヤー(ノンフライヤー)で温めます。これによって、余分なオイルは落ちて、パリッとした、美味しい天ぷらになります。今回、先日シカゴのレストランで食べた、レモンのフリッターが美味しかったので、真似をしたら、なかなか美味しくできました。
煮豆 乾燥豆を、一晩、水で戻し、Staub のお鍋でゆっくり煮ました。甘味はもちろんラカントで。ラカントは入れすぎると、結晶化するので、そうならない程度の量で、しっかり甘みをつけるのが大変です。早めに作って、シロップ状態になった液につけておきました。
後のお野菜は、お砂糖さえ使わなければ、低糖質です。
茶碗蒸し は基本的に低糖質なので、よく作ります。 アメリカ人にも、みんなに好評なチーズを入れた茶碗蒸し。今回はトリフソースも入れました。 簡単にレシピを紹介しますね。
チーズ茶碗蒸しのレシピ
材料:(器によりますが、写真の器で5個分)
卵 4個
白だし 50cc
水 600cc
チーズ お好みのチーズ。どちらかというと、”臭い”ブルーチーズとかカマンベールとかが美味しいです。今回はマッシュルームが入ったカマンベールを使いました。茶碗蒸しの器にもよりますが、私は2cm角ぐらいのチーズを入れてます。
トリフソース オプションです。私の使ってる、トリフソースはUrbaniというメーカーのものです。アメリカではアマゾンでも買えますが、日本のアマゾンでは、出てきませんでした。Eateryで買ったので、日本のEateryにもあるかも。濃厚で美味しいです。
手順:
- 卵を割ほぐし、水と白だしを入れて、混ぜてから、濾す。
- 器にチーズとトリフソースを入れて、1の卵液を8分目まで入れて、アルミ箔でしっかり蓋をする。
- 蓋があるフライパンかお鍋に、下にペーパータオルを敷き、半分ぐらい水を入れて沸騰させる。
- 茶碗蒸しの器を入れて、蓋をして、10ふん蒸し、火を止めてさらに10分ぐらい。そっと開けてみて、固まっていたら、完成です。
デザートの桜餅は、長命寺、いわゆる関東風です。餡を手作りにして、ラカントで甘みです。桜の葉は、日本から送ってもらった貴重品。丸いのは、餡の中にサイリアム(オオバコ)で作ったわらび餅を入れて、ナパージュに寒天をかけました。一つはあずき、緑色のは、うぐいす豆です。
低糖質のアメリカでの大人のお雛祭りメニューでした。
前日には、女の子のいるお友達に、桜餅のおとどけ。初節句のお友達とあまりお料理をしないシニア友人には、ちょっとしたおかずの差し入れを添えて。
今日のおまけ
梅の花か、何か小さいピンクの花を買いたかったのに、見つからず、でも、この黄色いぼんぼりみたいなお花が可愛くて、気に入ってしまいました。