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アメリカ通信(25) アメリカで大人のひな祭(レシピあり)

 

アメリカからこんにちは。なおみです。

皆さん、お雛様まつり、楽しみましたか? 私はアメリカに来てから、特に、お雛様への思い入れが募り、毎年いろいろな形でお雛様パーティーをしています。 去年は夫と二人でしたが、今年はお友達二人をお呼びして、お雛様をしました。 過去には、最高18名でうちに集まったこともあります。

 

こちらのウエブでもZoomでお馴染みの、アメリカで管理栄養士をなさってるお友達が来てくださって、彼女の仕事の話も、興味深く、聞かせてもらいました。

白酒はないので、ロゼのスパークリングで乾杯!!!

 

お料理は、

ちらし寿司  マグロ、サーモン、はまち、エビ、ホタテ、イクラ、とびっこ、卵焼き。

       すし飯には、枝豆と刻んだガリを加えて。

茶碗蒸し  チーズとトリフソース

天ぷら   えび、いか、フェネル、レモン

煮豆2種   うぐいす豆と花豆

タコとセロリの梅和え

菜の花の辛子味噌和え ブロッコリー二で代用

かぶのべったら漬け ゆず風味

焼きなす 白だしと柚子胡椒

小松菜のお浸し 柚子胡椒風味

和菓子  2種のあんこ餅、上に桜の花

     桜餅(長命寺)  

 

 

せっかくお料理をがんばって作るので、私も食べたいので、なるべく低糖質にしました。 

どうやって低糖質のメニューにしたかを、書きますね。

ちらし寿司 まずは、ご飯の3分の2を蒟蒻ライスに変えて炊きました。私は伊豆河童の乾燥こんにゃく米を使ってます、レシピでは半分が蒟蒻ライスですが、私はもう少し多くても全然大丈夫だったので、2/3にしてます。 そして、寿司酢も、砂糖はラカン十、酢は糖質を下げると言われているリンゴ酢を使用しました。(うちにリンゴ酢しか無かっただけですが。)

 

天ぷら はできるだけ衣を薄くつけます。 お客様の時は、あらかじめ揚げておき、サーブする直前にエアフライヤー(ノンフライヤー)で温めます。これによって、余分なオイルは落ちて、パリッとした、美味しい天ぷらになります。今回、先日シカゴのレストランで食べた、レモンのフリッターが美味しかったので、真似をしたら、なかなか美味しくできました。

 

煮豆 乾燥豆を、一晩、水で戻し、Staub のお鍋でゆっくり煮ました。甘味はもちろんラカントで。ラカントは入れすぎると、結晶化するので、そうならない程度の量で、しっかり甘みをつけるのが大変です。早めに作って、シロップ状態になった液につけておきました。

 

後のお野菜は、お砂糖さえ使わなければ、低糖質です。

 

 

茶碗蒸し は基本的に低糖質なので、よく作ります。 アメリカ人にも、みんなに好評なチーズを入れた茶碗蒸し。今回はトリフソースも入れました。 簡単にレシピを紹介しますね。

 

チーズ茶碗蒸しのレシピ

 

材料:(器によりますが、写真の器で5個分)

卵 4個

白だし 50cc

水 600cc

チーズ お好みのチーズ。どちらかというと、”臭い”ブルーチーズとかカマンベールとかが美味しいです。今回はマッシュルームが入ったカマンベールを使いました。茶碗蒸しの器にもよりますが、私は2cm角ぐらいのチーズを入れてます。

トリフソース オプションです。私の使ってる、トリフソースはUrbaniというメーカーのものです。アメリカではアマゾンでも買えますが、日本のアマゾンでは、出てきませんでした。Eateryで買ったので、日本のEateryにもあるかも。濃厚で美味しいです。

手順:

  1. 卵を割ほぐし、水と白だしを入れて、混ぜてから、濾す。
  2. 器にチーズとトリフソースを入れて、1の卵液を8分目まで入れて、アルミ箔でしっかり蓋をする。
  3. 蓋があるフライパンかお鍋に、下にペーパータオルを敷き、半分ぐらい水を入れて沸騰させる。
  4. 茶碗蒸しの器を入れて、蓋をして、10ふん蒸し、火を止めてさらに10分ぐらい。そっと開けてみて、固まっていたら、完成です。

 

 

デザートの桜餅は、長命寺、いわゆる関東風です。餡を手作りにして、ラカントで甘みです。桜の葉は、日本から送ってもらった貴重品。丸いのは、餡の中にサイリアム(オオバコ)で作ったわらび餅を入れて、ナパージュに寒天をかけました。一つはあずき、緑色のは、うぐいす豆です。

 

低糖質のアメリカでの大人のお雛祭りメニューでした。

 

前日には、女の子のいるお友達に、桜餅のおとどけ。初節句のお友達とあまりお料理をしないシニア友人には、ちょっとしたおかずの差し入れを添えて。

 

今日のおまけ

 

梅の花か、何か小さいピンクの花を買いたかったのに、見つからず、でも、この黄色いぼんぼりみたいなお花が可愛くて、気に入ってしまいました。