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アメリカ通信(80) 2023年フランス旅行(1)

 

アビニョンのお花屋さんの店先 春のお花でいっぱいです。

 

アメリカからこんにちは。 なおみです。 

 

先週、3週間のフランス旅行から帰ってきました。 

 

今回は2023年2月23日から3月15日の日程で行ってきました。 

 

リヨンにいるお友達の家を拠点に、南フランスやブルゴーニュ地方をまわりました。  

 

 

大まかな日程は、

最初の4日は、リヨンのお友達の家

そして次の月曜日から金曜は コートダジュール

週末は お友達夫妻とブルゴーニュにあるオーベルジュへ。 

そして次の月曜から金曜は プロバンス

最後はまたリヨン。 

 

週末はお友達家族と過ごし、平日は夫と二人で、レンタカーでお出かけというスタイルでした。 

  

 

最近は、コロナ、ウクライナの戦争と、フライトのキャンセルや遅延が多いと聞き、シカゴからパリのユナイテッドの直行便にしました。 シカゴまではレンタカー、パリからリヨンまでは、TGV利用です。 

 

たまたま、アメリカにお嬢さんと帰らなくてはいけなくなったリヨンのお友達と、スケジュールを合わせて、一緒にフランスへ行きました。 

 

 

行きは、ウィスコンシン州南地方が、氷雨の予報。 午後からは不要不急の外出がしないように、という警報が出てしまい、フライトは夜だったのにも関わらず、オヘア空港周辺の天気は大丈夫だったので、午前中のうちに家を出ました。 

 

高速もまだ、凍る前だったので、順調で、時間潰しのため空港近くの日本のスーパーでお昼をしっかり食べて、スナックまで買って、ゆっくりできたので、結果的には良かったです。 4人で、楽しい道中(道じゃないね)になりました。

 

そして、帰りは、フランスのストライキの日。 パリ、シャルルドゴール空港のエアポートホテルに前泊したので、良かったのですが、空港に着いてから、ゲートに辿り着くまで、なんと3時間もかかりました。  

 

空港職員がストのため少なかったのか、よくわかりませんが、チェックインは、並ばずに終わったのに、パスポートコントロール、セキュリティーチェック等、なぜか何度も長い列を並ばないといけませんでした。 ゲートに着いたら、すぐ乗り込んで、出発でした。 疑問は、飛行機は混み混みではなかったけれど、結構乗っていたのに、遅れる人もなく、ほとんど定時に出発したことです。 私たちが運悪かった???

  

 

 

旅行は楽しいけれど、長い移動や、時差は年々、大変になってきています。 今のうちに、いきたいところは行っておかないとね、と帰ってから、新たに決意をしました。 

 

 

 

 

リヨンへは、夕方ついて、夕食は早速のラクレット! お友達がいなかった間、パリから手伝いに来ていた、子供たちのおばあちゃんが、用意してくださいました。 

私たちも、いつもウィスコンシンでお会いしている方、そして前回のフランス旅行(10年も前)でも、お家に泊めていただいたり、一緒に旅行した方なので、久しぶりにお会いできて、嬉しかったです。

 

 

 

 

そして、翌日からは、早速、リヨン観光。 お友達が子供たちを学校に送って行く、7:45に家を出て、学校の後に、観光しやすい場所で、車を降りて、早速、歩き回りました。 

 

 

 

 

リヨンは、フランス第3の都市。 パリからTGVで2時間。 パリとマルセイユのちょうど中間に位置します。 

グルメ都市としても良く知られ、有名なミシュラン3スターのシェフ、亡ポールボキューズシェフの本拠地です。 これからのグルメ旅に期待です。 

 

そして、リヨンの街は、リトルパリとも言われていて、ローヌ川とソーヌ川に挟まれた中洲に、古い街並みがあり、その横の小高い丘にはノートルダーム寺院がありとても素敵です。 

  

 

リヨンノートルダム寺院です。 この後、滞在中に何度か尋ねましたが、毎回、天候も違い、景色も変わりました。 

   

 

教会の中は、壮大な感じです。

中に入ってすぐ、愛の漢字が飛び込んできて、びっくり! 

 

 

ノートルダム寺院はフルヴィエールという丘の上に立っていますが、その横には、ローマ遺跡の劇場や音楽堂が残っています。2000年以上前のものです。 

 

早朝で、誰もいなかったので、昔を思い出して、思いっきり歌ってみました。 音響効果を試すために、”大きな声を出してみよう”というサインがあったんです。 音響効果も良くてあって、響き渡りました。 2000年以上も前の技術、すごいですね。

 

 

 

丘からは、リヨン市内が見渡せます。  

 

この日は、お天気は良かったのに、空気汚染で下の方が霞んでいて、クリアには見えませんでした。 空気が綺麗な日は、遠くにアルプスの山々も見られます(他の日に訪れた時は、はっきり見えました)。 

  

 

この後は、カフェで軽い朝食をとってから、街をお散歩して、お友達と待ち合わせているランチのレストランへ。 

 

丘から、こんな階段を使って降りていきます。
旧市街には、かわいいお店やレストランがいっぱい。
裁判所の前には、ストの人たちが集まっています。

 

そして、無事にレストランへ到着

 

お店の中。 開店と同時に入ったので、誰もいません。

レストランの前に出してあるメニュー

ここは、お友達おすすめの、日本人シェフのお店。 予約を入れておいてくれました。 コースメニュー(アミューズブッシュ、前菜、メイン、デザート)で25ユーロです。 アメリカでは、こんな値段で美味しい料理はいただけません。 

 

お店の人はとってもフレンドリーで、英語でも話してくれました。 でも、役立ったのは、Google翻訳のアプリ。 こんな筆記体のメニューでも、ちゃんと翻訳してくれます。

 

突出しは、何かをあげたもの(笑)。忘れてしまいました
ビーツのラビオリ 上にかかっていたラビオリをちょっと避けて撮影
メインはチキン

全部重すぎず、お野菜もたくさんで、到着したばかりの私たちには、ちょうど良いお料理でした。  もちろん、美味しいグラスワインも楽しみました。

 

デザートも、繊細で軽く、美味しくいただきました。 

 

フランスでは、コーヒーは、デザートを食べ終わらないと、出てこないところがほとんどなので、夫が『デザートと一緒に、コーヒーを出してください』というフランス語のフレーズを覚えていき、ここで早速使いました。 

  

で、めでたく、

 

  

デザートをコーヒーと共に、味合うことができました。 

 

 

夫は(私も)、旅前に、必要なフランス語のフレーズを書き出して、暗記していったのですが、これが大活躍。 ホテルやレストランの人にも、大歓迎、暖かく迎えられました。  私は、、、夫に任せました。。。 

 

 

ランチの後は、お友達と3人でぶらぶらしてから、子供たちの学校へ、一緒にお迎え。  

 

 

そして、スーパーで夕食のお買い物をして、帰ってきました。 私にとっては、スーパーでのお買い物が大興奮!!! 

 

チーズの売り場も、デザートも凄かったのに、興奮のあまり、写真を撮り忘れてしまいました。 

 

お友達のご主人(というか彼も友達だけれど、名前以外なんて呼んでいいのかわからないので)が牡蠣を開ける係
牡蠣の他にも、茹で海老や小さいツブ貝見たいのも、とってもおいしかった。

シーフードプラターの後は、白ソーセージやサラダ。 そして、もちろんデザートはチーズ。 いっぱい買ったデザートの写真はなし。 

 

 

 

レストランのお食事も美味しかったけれど、やっぱりお友達の家でのお食事は最高でした。 

 

  

 

こんな感じで、1日目から飛ばしまくった私たちでした。 そのせいか、時差ボケもなく、ぐっすり眠られて、元気いっぱい過ごしました。 

 

 

 

こんな私たちのフランス旅行記、長くなるかも知れません。 

 

よろしく、お付き合いください。