アメリカからこんにちは。なおみです。
日本は猛暑で大変みたいですね。 こちらウィスコンシンも、先週ぐらいまではすごく暑かったのですが、今は爽やかな、清々しいお天気です。
今回は、いよいよ私が20年以上、行きたいと思い続けていたアンテロープキャニオン(Antelop Canyon)です。 レイクパウエルへ流れる支流が刻んだ峡谷です。 私たちはレイクパウエルの湖岸、ペイジという街に泊まりました。
私がアメリカに来た1996年の地球の歩き方『アメリカの国立公園』には、アンテロープキャニオンは載っていませんでした。そして2冊目、2001年版には、ほんの少し記載がありましたが、いくのがなんとも大変そうで、諦め。 2003年版には、少し詳しい説明が載っていましたが、その頃から仕事が忙しく、なかなかいく機会がなく、今回やっと夢が果たせました。
上の写真の点線が州の境界線です。上がユタ州、下がアリゾナ州。 そしてアンテロープからモニュメントバリーの一体が ナバホ族(ネイティブインディアン)居留地です。 この3つの地域でタイムゾーンが違ったり、サマータイムを採用していたり、してなっかたり。モニュメントバリーからレイクパウエルへ行く間も、何度も時間が代わり、一体何時なのかわからなくなりました。 iphoneが近くにいろいろなタイムゾーンの中継地があるために、違うところの電波を拾ってしまうそうです。
最初の日の予約が13:10だったのですが、不安になり、一度早々とその場所に行って、『今、ここは何時?』って確認して、その時間をもとに動きました。
アンテロープキャニオンは、モニュメントバレーと同じように ナバホ族居留地内にあり、個人でいくことはできません。
ナバホ族が主催するツアーに入らないと、中に入る事はできません。 何種類かのキャニオンがあり、ツアーもいろいろあります。
3月に予約を入れましたが、なかなか空いていなく、最初の日は午後からのアンテロープ Xというツアー。翌日は朝8時半出発の、ロウワーアンテロープツアーに、なんとか申し込めました。
やはり、ナバホ族居留地では、コロナ対策がまだまだ厳しいです(2022年5月)。アンテロープキャニオンでは、外でもマスク必須でした。写真を撮るのに、ちょっと外しただけでも、注意されていました。
あんまり素敵で、写真を撮り過ぎ。 ツアーの引率さんも、iPhoneのカメラ設定の仕方や、写真を撮るポイントとかを教えてくれます。
それでは、まずは 1日目のアンテロープX から行ってみましょう!
そして10人ぐらいのグループに分かれて、引率の人に従って、いよいよキャニオンへの降りて行きます。
いろいろ説明を受けながら、こんな景色のキャニオンを歩きます。
水を使って、どうやってこのような地形ができたかのデモンストレーションをしてくれました。
とっても暑かったけれど、湿度が少ないので、日陰に入ると過ごしやすく、2時間ぐらいのツアーはあっという間でした。 でも私たちのツアーを引率してくれた人は、かなりのお年。1日にこんなツアーを何回もするのは、大変だなぁって思いました。 夫も、チップをはずんでいました。
この日は、レイクパウエルや他の観光もしたのですが、それは後にして、翌日のロウワーアンテロープについて最初に書きますね。
ロウワーアンテロープはKen’s Tourというところを予約。ここはチェックインしたら、歩いてスポットに向かいます。 ここで、グループ毎に待って、前のグループが出口から出たら、入るという感じで、キャニオン内の人数を調整していました。
こちらロウワーキャニオンの方が、すごく奥に入っていく感じで、梯子を降りたり登ったり、とっても狭い岩の間を通ったり、面白かったです。 そして、景色もこちらの方が、インパクトがありました。
それでは、自然が作り上げた、光と岩の壮大なアートをお楽しみください。 たまに変な人も入っていますが🤣
まだまだ選ぶきれないほどの写真がありますが、このぐらいにして😅
ツアーの終わりは、こうやって梯子をいっぱい登って
こんな狭い隙間から、出てきます。
出てきちゃたら、この中にあんな素敵な世界があったなんて、夢のようです。
私たちは、大満足して、次の地 アーチーズ国立公園へ向かいます。 でもその前に、来週はアンテロープXのツアーの前後にも、いろいろ観光したので、そちらについて書きますね。
今日のおまけは、うちのお庭のオレガノと買ってきたお花でアレンジしたブーケとキキさん。
それでは、また来週!