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アメリカ通信(122) 60時間の停電 夫の雪乞いが、大変な事に😭

2024年1月15日 9:20 AM our trees

アメリカから、こんにちは。なおみです。

先週のブログで、やっと冬景色になって、

大喜びしている夫、と

書いていたら、 その後、

それどころではない事に‼️

 

1月12日金曜日の15時から、1月15日月曜日の3時まで、

60時間の停電になってしまいました。 

  

木曜日の夜から、雪が降り始め、

その日は、0℃にならない、

暖かい日😆だったので、

重たい雪が降ってしまいました。  

 

この重たい雪が、木に付いて、

木が倒れたのが、

主な停電の理由のようです。 

 

雪の量は、総計43cm。 

 

うちのブロンズレイディーで、雪の量を見てみましょう。 

 

1月10日 
1月12日 16時
1月13日 8時
14日 8時40分

14日は、雪も収まり、青空。

でも、気温がかなり下がってきました。 

この時でマイナス10℃ぐらい。 

 

札幌出身の私は、

43cmぐらいの雪なんて、へっちゃら、

と思っていましたが、

これが 重いのなんのって。 

 

夫が、先に除雪機で、私は、玄関前の道を確保に
除雪機にパワーがないので、頑張って押さないといけません。私の初めての挑戦。

今回初めて、私も除雪機を動かしました。

と言っても、電動なので、ボタン一個で動き

簡単です。

その間に、夫は、ブルトーザーが置いていった

うちの小さな除雪機では、太刀打ちできない、

重たい雪と、戦いました。 

  

 

60時間という、長い停電でしたが、

うちには、発電機を設置しておいたので、

普段と変わらない生活を

送ることができました。 

 

これが、今回大活躍してくれた、

ジェネラック君。 

ガスラインに接続されているので、

停電になると、自動的に 作動します。 

これ一つで、家中の電化、ヒーターが賄えます。  

 

 

2021年の夏に、

やはり二日半の停電を経験し、

その後、すぐ設置しました。

それから、2年半、

5分ぐらいの停電で、

作動することはありましたが、

本格的に使うのは、初めてでした。 

 

私たちは、この家に住み始めて、

今年の秋で、20年。

2021年の停電まで、大きな停電はなかったのに、

あれから2年半で、

また大停電。 

 

異常気象が多くなっているのと

バジェットカットで、普段の整備(木をトリムするとか)が

していなかったから、と

私は思っています。 

 

それでは、うちの木の被害

 

1月12日 11時
1月12日 2時

玄関の門の前にある、木の大きな枝、

かなりしなだれてますが、まだ、折れてはいません。 

3時間後、完全に折れてしまいました。

そして、入口を塞いでしまいました。 

私たちは、普段はガレージから出入りしているし、

この気候の中、誰も来ないから平気ですが。 

 

翌日、雪かきが終わってから、

この枝は、夫がカットしました。 

  

 

昨日までのお天気が、嘘のような、青空。 でも、どんどん気温が下がっています。
左の折れてしまった木。ほとんど死んでいて、切らないといけない、と思っていた木でした。 やっぱり死んでいる木は、脆いのですね。

大きな松の木が、2本あったのですが、

左側のが、途中でボッキリ 折れてしまいました。 

  

左の木も、真ん中で裂けていて、左右にしなだれてます。
バードフィーダーにも、雪、氷が付いてしまい、餌が出てこないので、除雪。
バーが凍ってしまい、外せないので、箒で雪を払っています。

私たちが、裏庭の視察、鳥のレスキュー、

なんてしている間に

気温はマイナス20℃。 

凍えました。 

 

なのに、近所の視察にも。 

私が写真撮っている間、夫はどんどん歩いていきます。 動かないと、寒くて、凍えます。
ほとんどの枝が、柳のように、下を向いています。 道をいく、車の屋根にあたるぐらい。
折れてしまった木、どうにか道の半分は通れるように、してました。

停電、二日目の日曜日。 

寒いけれど、雪は止んでいたので、

予定していた、11時からのサロンコンサートへ

行きました。 

でも、私たちは、キャンセルになるのでは、と

何度もオンラインでチェックしてから

行ったのに、

ミルウォーキーに着いたら、

雪も少なくて、

何事もなかった感じです。

 

 

ソールドアウトの満席
ホールの壁にあった、オブジェが竜でした。影が良い感じ。

 

キャンセルどころか、満席でのコンサート。 

素敵な演奏会で、ざわざわしていた心が、落ち着きました。 

 

見えるかな、雲見たいのが、流れているのは、湖の上の湯気です。

会場の窓から、

外を眺めると、

湖の上の湯気が、風で流れて

素敵でした。 

温暖だった12月のせいで、

湖がまだ凍っていなく、

水が外気より暖かいので、

温泉のように、湯気が出ています。 

この暖かい湖の効果で、

湖に近い場所は、

あまり、雪が降らなかったそうです。

 

義母の家の窓から、普段と変わらない感じ。 うちの窓からの景色と、すごい違い。

コンサートの後は、ホールの近所に住む、

夫の義母をたずねました。

朝、突然 ランチを持って行こう、となったので、

卵とチーズハムサンドと

焼いてあったキトクッキーと

うちにあったキトチップス。 

 

義母は、とっても喜んでくれました。 

 

うちの窓からの景色。

 

 

60時間の停電、これ、うちのまわりだけで全域では、なかったんです。

うちの近所 多分10軒ぐらい。

でも他にも、あちこち、小さいエリアがたくさん停電に。

停電になった中で、

最後の2%まで、うちの近所は、復旧しませんでした。 

 

うちの周りは、

電線も全部 土中だし、

きっと、どこかの中継地で

問題があるのだと思っていました。 

 

 

ところが、たまたま 夜中3時に目を覚ましたら、

なんか違う気配。

ジェネレーターがどうなってるか見に行ったら、

近所に、たくさんの作業者が集まっていました。 

 

そして、電気が復旧。 

 

あそこに、何か問題があったのでしょうね。

 

次の日、偵察に行きましたが、

結局は、何が原因だったか、わかりませんでした。 

 

 

今回はジェネレーターがあったことで、

私たちは最悪の事態は、逃れました。

 

近所も、前回の経験ある、

ほとんどの家にジェネレーターがありました。 

 

そんな間の、うちのご飯は、

やっぱり温まりたい、

と思うのか、こんな感じになりました。 

 

おでん
カレー
カスレ

3日とも、インスタントポットではなく、ストウブでスロークック。 

朝から、じっくり煮込みました。  

 

 

今回の停電、

私たちは、自家発電があったので、

実際には、いつもと変わらない(インターネットも途切れたので、不便でしたが)生活は

遅れたのに、

気持ちは、とっても大変でした。

 

もう2週間以上も

避難生活をしている、能登半島地震の人たちは、

どんなに大変だろう、と、

何か、私たちにできる事はないだろうかと、

心から思いました。  

 

少しでも早く、被災したエリアが、

復旧しますようにと祈るばかりです。