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フリーランス管理栄養士で活躍する!『フリーランスで活躍したい管理栄養士の本 地域にもっと可能性がある!』

 

管理栄養士の価値をどう魅せるか! その工夫が満載!

 本書は、管理栄養士のさらなる活躍の場として「地域」にフォーカスして、フリーランスで働く可能性をお伝えしています。どのような仕事があり、どのように仕事を得るのか、そのために必要な考え方や工夫、テクニックについて、それぞれバックグラウンドが異なる、しかし、地域での活動が大好きな3人の管理栄養士がまとめました。3人は 弊社が提供するフリーランスの自立を応援するプログラム「はじめの一歩サロン」の企画に携わり、その中から皆さんに伝えたいことを本書にまとめました。

 管理栄養士として“活躍できる”ということは、自分以外の他者から「管理栄養士の価値」を認めてもらい起用していただくことが必要です。しかし、それ以前に、自分自身も自信を持って専門性を発揮していると実感できていることも重要なことではないでしょうか。管理栄養士の専門性に自信を持つにはどうすればいいのか、管理栄養士の価値をどのように魅せるか!ということを3人がそれぞれの視点でお伝えしています。

 フリーランスで活躍したい、もっと仕事を広げたいと思っている方はもとより、管理栄養士の専門性をもっとアピールできないかと考えているすべての皆様に読んでいただきたい一冊です。今回は私(安達)が主に執筆した第3,4章の中で、特に読んでいただきたい、いち押しの部分を紹介させていただきます。

第3章 プロフェッショナルとして認識されるために   

『日本人の食事摂取基準』は栄養管理にもっと活用できる

・栄養管理で結果を出すなら「栄養ケアプロセス」がおすすめ

・信頼が得られる栄養報告書の書き方

ここはフリーランス以外の管理栄養士にもきっと役立つ!

 これまで、たくさんの管理栄養士の皆様とお会いして来た中で、「日本人の食事摂取基準」は改訂時には大勢の方々が目を通すものの、実際の栄養管理の現場では上手に活用されていないという現実を目の当たりにして来ました。この点の“押さえが甘い”のはもったいない!

 例えば、栄養相談で対象者に「根拠のある基準」を示して食習慣の問題点を指摘できる、糖尿病などの生活習慣病と食事(エネルギーや栄養素)がどのように関連しているか説明できる、これらに自信を持って”YES”と言えることが管理栄養士の専門性を魅せることになります。そこで、今回、「日本人の食事摂取基準」にある基準や考え方について、栄養相談等の実務で必ず活用したい押さえどころを整理しました。栄養相談において、年代も生活背景も食生活もそれぞれに違う対象者であっても、食事アセスメントで食習慣の良し悪しを迷うことなく判定でき、効果が期待できる改善案を提案するために重要な内容となっています。

 そして、栄養相談で対象者や主治医らに安定して満足していただける成果を出すことが「管理栄養士は役に立つ!」と大いに認めていただき、管理栄養士の価値を魅せることができる瞬間です。そのために「栄養ケアプロセス」を活用した栄養管理の進め方も解説しています。また、自分達が行った栄養介入やその結果について、いかに端的に主治医や他職種に理解してもらうか、その可視化する報告書の書き方(項目や記載方法)も例示しました。

第4章 仕事と巡り合うためのテクニック

・自分が活躍できそうな場を地域の中で見つける方法

・管理栄養士として“選ばれる人”は何が違うのか

・地域で役立つ事業を企画してみよう

これこそ活躍の場を広げる実践例!

 フリーランスの管理栄養士にとって、仕事のオファーがあり続けることは最大の課題です。管理栄養士の資格があるだけでは仕事の依頼は継続しません。仕事は「人」から依頼されて初めて成り立つもの。まずはどのように人とつながり、いかに”選んでもらえる人”になるか、人から人へのつながりはどのように拡大していくのか等を具体的に書きました。

 また、管理栄養士の専門性を駆使した事業を企画する際にはどこを見て、何をするか、実際の事例を交えながらお伝えしています。フリーランスに限らず、組織にあっても管理栄養士の存在をアピールするための企画を立案する場合でも大いに役立つ内容となると思います。

 管理栄養士がプロフェッショナルとして、自らの判断や行動に確信を持って仕事を進めることができ、自分以外の職種に「役に立つ存在である」と認めてもらうためにはどうしたらよいのか、これは20年来、私が追及して来たテーマです。管理栄養士自身が、己の足りない部分を認識・補強し、そして、管理栄養士が関わった成果を他者に見せて行くことで、管理栄養士の評価価値はもっと向上して行くと信じています。

是非、本書を手に取っていただき、さらなる発展のきっかけにしていただけたらうれしいです。

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