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アメリカ通信(40) グランドサークルへのドライブ旅行 Part 4 グランドキャニオンで無口になる夫

 

 

アメリカからこんにちは。 なおみです。

 

アメリカは、子供たちがなが〜い夏休みに入りました。 私の日本人のお友達のほとんとが、今年は日本へ行くのではないかな? というぐらい、先週、今週あたりから、みんな日本です。 ほとんどの人が3年ぶりです。 ちょうどアメリカへ帰る時のコロナテストもいらなくなり、日本の入国もちょっと緩くなった様で、良かったです。 

 

 

私たちは、いつも世間が夏休みになる前に、旅行を終え、夏はここウィスコンシンでゆっくりです。 日本の夏は、夫には耐えられないので、秋になるの待ちます。

 

このまま、コロナが収束に向かってくれることを願うのみです。  

 

 

前回のブログでは、セドナでの滞在を書きました。 前回のはこちらから

 

 

今回はグランドキャニオンです。セドナからグランドキャニオンまでは、3時間ぐらいのドライブです。ゆっくりホテルで朝食を食べて、9時出発。

 

セドナからのドライブは、フラグスタッフまで景色がとっても素敵です。

 

 

こんな景色を見ながら、ドライブを楽しんでいたら、携帯が、、、無視しようと思ったけれど、アリゾナ番号なので、出ました。 

 

グランドキャニオンの国立公園内のホテルからのお電話。 その日から2泊の予定のホテル。 な〜〜〜のに、なんと、昨日、予約が入っていたのに、私たちが来なかった、と😰。 どうも日にちを間違えて、予約してしまったようです。1年も前に予約したのに😭😭😭

 

今日は絶対行きます、と伝えたけれど、やっぱり明日の空室はなし。 グランドキャニオンの周りは、いつも最も予約を入れるのが大変な場所です。その時点で私はパニック!!! 夫は運転しているので、とりあえずビューポイントで車を止めて、作戦会議。 とにかくフラングスタッフかウィリアムズでホテルを探すことに。グランドキャニオンからは、車で1時間ぐらいなので楽勝です。 が、空室はあるのか。。。

 

前にグランドキャニオンへ行った時は、公園内はネット環境が悪かったので、着く前に予約を入れないと、と私は焦りまくり。 でも、携帯でサーチして予約もできるって、本当に便利な時代ですよね。 私が学生時代は、その日街に着いてから、空室のサインがあるホテルを探したものです。

 

結局は、グランドキャニオンに着く前に、ウイリアムズのホテルに予約を入れ、安心できました。 一泊分のホテル、無駄にしちゃったけれど。高かったのに😂😂😂 

 

グランドキャニオンにもう少しというところでは、ゲートで1時間以上かかるとのサインが。結局はそんなにはかからなかったけれど、ホテルに着いたら、もう1時でした。 

 

 

夫は初めてのグランドキャニオン。 ランチをできるお店は、どこも行列だったので、持って行った食料で簡単なランチ。 景色を見ながらピクニック出来るところを探したけれど、人が多くて(日本の観光地を考えると全然混んでないのですが。。。)、この時点で、夫は無口。 結局は、景色も何もないけれど、人がいないピクニックテーブルでさっとランチしました。 

 

ランチの後は、リムに沿って散歩。インフォメーションセンターに寄って、レンジャーレクチャーのスケジュールをチェックしたり、結局3時間ぐらい歩いて(立ち止まらないで、黙々と歩く夫)、帰りはシャトルバスでホテルへ。  夕陽を見に行くことにしたので、お部屋でまたまた持って行った食料で早めの夕食。 

 

ちょっと休憩したら、夕陽に向けて出発です。 広〜い国立公園内は、シャトルバスが走っているので、駐車場の心配もなく、観光ができるので便利です。

 

バスの中のマスクは、推奨のみ。 一応半分ぐらいの人は、していたかな・・・ 公園内は、コロナ禍でも国際色が豊かで、いろんな言語が飛び交っていました。 アメリカに住んでいる人なのかな? 

 

その日、朝までいたセドナでは、この日から暑くなって30°C以上だったらしいですが、グランドキャニオンは高度があるので、夕陽を見に行く時間、夜8時ぐらいには、寒いぐらい。コロラド用に持って行っていたダウンが役立ちました。

 

それでは、グランドキャニオンの夕陽をお楽しみください。 Hopi Pointからです。

 

 

昼間はちょっと機嫌が悪かった夫も、夕陽にはとっても感動したよう。 シャトルバスでホテルに戻って、倒れるように寝ました。 

 

翌朝は、早起きして8時には、もうトレイルへ。 と言ってもホテルを出ると、もうそこはトレイルの始まりなので、本当に便利です。 

 

日帰りでコロラドリバーまで行くのは無理です、とか、水はいっぱい持っていきましょう、とか、いろいろ注意が書いてある、トレイル、Bright Angel Trailに挑戦です。と言っても、私たちは気楽に行けるとこまで行って、帰ってこようという計画。 

 

 

結局は、1時間ぐらい降りて、引き返しました。 その間にも、昨晩ファントムランチでキャンプをした人たちが、寝袋とか大きなリュックを背負って、上がってきます。 本当に辛そう! サインによると、行きは4〜6時間、帰りは6〜10時間かかるそうです。

 

お部屋に戻って、チェックアウトして、11時からのレンジャーレクチャーに参加しました。この日は、『グランドキャニオンの地層が、どんな風ににできたか。 どうして、こんなにスペキュタクラーになったか』

 

 

アメリカ人は、大人も子供も躊躇なく、いっぱい質問します。 25年、アメリカに住んでいても、いつも感心してしまいます。 6歳ぐらいの子が、なかなか鋭い質問をして、びっくりしました。この子は、終わってからレンジャーにサインもしてもらっていて、可愛かった。

 

その後は、デザートビューへ。同じ公園内でも、車で片道30分以上かかります。

コロラド川が少し近くに見えますが、そんなに景色も変わらないので、だんだん、こんなもんかと。。。なってきます。

 

お昼は、国立公園内のEl Tover Hotelの中のレストランに予約を入れていました。 1905年に完成したこのホテル、雰囲気がある素敵なホテルです。レストランは1ヶ月前から予約ができるのですが、私たちは、ちょうどクーさんにかかりきっている時で、遅れを取り、ディナータイムもランチタイムも予約が取れず、唯一空いていたのが、2時半。

 

期待して、お腹を空かせて行ったのですが、大沈没。 なにも食べたいメニューがなく、私は無難にハンバーガー。夫はこのホテル特製のビーフガノフ。注文したら、ウエイターさん、このビーフガノフは大人気で、Good Choiceだと。。。 ところがお味は、まるで缶詰。 パスタはふにゃふにゃ。とても食べられるものではありませんでした。残念なランチでしたが、雰囲気を楽しみました。

 

この日は、ちょうどコロナの犠牲者が1億人を超えた日で、半旗になっていました。 これを見ながら、残りの旅行も、気をつけないと、と気を引き締めた二人でした。 

 

ランチの後は、グランドキャニオンを後にして、昨日予約した、モーテルへ。 結局、グランドキャニオンで2泊は必要なかったので、結果オーライ。

 

結論として、グランドキャニオンはとっても人気のある国立公園ですが、景色はとにかく広いけれど、変化があまりないので、他のグランドーサークルの国立公園に比べると、私たちはあんまり感激しなかったです。

 

夫にとっては、人が多いのもマイナス。 

 

15年前に行った時は、ネット環境が悪かったですが、今回は全然困りませんでした。 

  

その日の夜は、持って行った蒟蒻ラーメンをお部屋で食べました。 私はライムハイ、夫はコークハイ。

 

 

 

 

今日のおまけは、最近 うちの裏庭に住んでいる(?)フクロウです。 最初見つけたと時は、一羽でしたが、翌日は2羽。 と思ったら、すぐ横にもう一羽。 全部で3羽いました。 3羽一緒の写真が、まだ撮れていないのが、残念。

 

なんか、いつも家の中をみつめられている気が。。。