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アメリカ通信(84) 2023年フランス旅行(5)フランスのオーベルジュを満喫 @ペイヨン(Peillon)

ペイヨンに行く途中で寄った、ニースの東側の街、Villefranche-sur-Mer

 

 

アメリカからこんにちは。  なおみです。

 

やっと春になったと思ったら、季節外れの雪になったり、夏のような天気になったり、毎朝、天気予報をチェックするまで、何を着て良いかもわかりません。  

 

でも、着実に庭の草花は、育っています。 これから私の庭仕事の忙しいシーズンが、本格的に始まります。  

 

忙しくなる前に、旅行記を完結したかったですが、まだまだハーフウェイです。 

 

 

先週は、夢が実現したミモザ街道への旅を書きました。  

リンクはこちらです。 

 

夢のようなミモザ街道の翌日、アンティーブのホテルを後にし、 ニースの北に位置する、山の上の鷹ノ巣村、ペイヨン(Peillon)へ向かいました。 

 

 

遠くにペイヨン村が見えます。  この後、道も狭くなり、対向車が来たらどうするんだろう、というような細い道、おまけに曲がりくねった道を、ドキドキしながら行きます。 

 

 

オーベルジュ ド ラ マドンヌ(Auberge de la Madone)に一泊しました。   

  

〜〜〜オーベルジュ   レストランに宿泊施設がついているところ。 美味しく食事して、ワインを飲み、そのまま泊まれるようなっている、レストランホテルです。〜〜〜  

 

 

日本では、泊まったことがあったけれど、フランスでは、今回が初めて。 

 

これが、私のもう一つのバケツリスト(Bucket list – 死ぬまでにしたい事のリスト)でした。 

今回の旅では、3つのオーベルジュに泊まることができました。  

 

 

予約の段階で、ディナーの予約ができず、ランチの一番遅い時間に予約しました。 ディナーのリクエストをメールで送るも、返信はなし。。。

 

 

 

ペイヨンの村の入り口に、オーベルジュはありました。   

 

早く着いたので、車に荷物を置いたまま、レストランの周りを探索していたら、レストランの人が出てきて、ランチ、何時でも良いよって。 

 

朝から、何も食べてなかった私たちは、早速ランチにすることに。   

 

結局は、オフシーズンだったので、私たちしか予約がなかったみたい。   

 

 

ホテルには、お食事のお部屋が二つあって、一つはレストラン。 もう一つは、朝食ともう少し気楽なビストロ用。

こちらは、レストランです。 

 

メニューですが、 私たちは、英語の表記がない場合は、 Google  Translate を使っていました。 

アプリを開いて、メニューに向けると、自動的にフランス語が英語に変わります。  

 

残念ながら、オリジラルのフランス語メニューの写真を撮り忘れました。

 

 

とってもお腹が空いていたのと、ディナーの予約はできていなかったので、お昼にしっかり食べようと、フルコースのお魚もお肉もついているコースにしました。 

 

お料理は こんな感じでした。 二人分です。 選べるのは、二人で違うものにしました。

 

先付けのオリーブのタルティーヌ
魚のスープ。 この地方のスペシャリティーで、どのレストランでも試しましたが、ここのが一番美味しかった。
アペタイザーとは思えない大きさの、フォアグラパテのパイ包
夫のブランジーノ
私の鱒
夫のポーク
私のラム肉
私のアーモンドケーキ。 出来立て熱々、甘さもちょうど良くて美味でした。
夫のパイナップルのアップサイドダウンケーキ これも出来立て熱々です。

流石の私も、これだけ食べたら、デザートもすごーく美味しかったのに、一口しか食べられませんでした。 でも、夫は完食。 

 

 

ちなみにワインはローカルのワイン。 ハーフボトルです。  コートダジュールにこんな美味しい赤ワインがあるとは知らなかったです。  

 

ゆっくり、3時間以上かけて、お食事しました。 この間、誰もいなかったので、本当にプライベートルーム。 

 

修行中という、若いウェイターがとっても可愛くて、写真を撮らなかったのが、悔やまれます。 多分、このホテルの家族だったと思います。 家族経営のホテルです。 

 

食事の後は、チェックインして、お部屋で一休み。 と言っても、レストランの2階。 楽ちんです。 

  

お部屋は、ベーシックだけれど、暖かみのある可愛い雰囲気。
ベランダからは、ペイヨンの村が見えます。
ベランダから見た、ペイヨン村

 

ちょっと休んだら、ペイヨン村の散策です。 

 

村の入り口です。  村には、車は入れないので、住民もこの手間のパーキングに止めます。 

 

この村に滞在中、多分1時間あまりですが、一人にも会いませんでした。 会ったのは猫だけ。。。 

 

でも、やっと帰りがけに、仕事から帰ってきた感じの女性に会いました。 

 

さっそうとした歩きのも素敵な女性。 猫ちゃんが迎えに出てました。 

 

本当に住んでいる人いるのかなぁ? と思っていたら、ちゃんといましたね。 

 

  

村の入り口に降りてきたら、10数台の車が止まってました。 ホテルの駐車場は別にあるので、これは住民の車のようです。  中世の町をそのまま残した、静かな町。 こんなところで、余生を送るのも素敵だなぁと、思いましたが、坂と階段だらけのまち。 お年寄りが住むのは、大変でしょうね。 

 

ちなみに、Google Mapによると村の中にも、レストランが一件、ホテルが一件、あるようですが、オフシーズンのせいか、開いていませんでした。 お店やさんは、一つも見ませんでした。  教会ですら、ドアを閉じてました。 

 

でも、お腹いっぱいだった私たちは、もちろんレストランもコーヒーショップも、必要ありません。 

中世に遡った空間に、満足でした。 

 

そうそう、チェックインした時に、 『夕食はどうする?』と聞かれました。 その時点で4時を過ぎてます。 そして、夕食は、私たちの他、ひと組しかいないので、出来たら早くしてほしいとのこと😅 

 

私は、あまりの満腹で、夕食なんて考えられなかったのですが、夫は、ランチが素晴らしかったから、夕食にも興味あると。

 

 

早めと言っても19時で良いとのことだったので、ビストロの方を予約。 ただし、食べるのは一人かも、と伝えました。 

 

パンプキンスープをあまり好きでない夫が絶賛!
鶏肉とポレンタ
満足げな夫

 

思った通り、お腹が空かなかった私は、お向かいに座って、パスティス(Pastis)という、アニスのリキュールを水で割って、ちびちび飲んでいました。 一口味見した、スープもチキンも、とっても美味しかったので、ちゃんと食べられなくて残念。 

 

朝食です。 降りて行ってみたら、全てテーブルに盛り付けられていました。 ビッグブレックファーストです。  

バケットもクロワッサンも、激うま!

 

袋をもらって、ナッツとシリアル、そしてバケットには、バターとハムとチーズをはさんでサンドウィッチ。 果物もいただいて、その日のランチにしました。 

 

滞在中、私たちにサービスをしてくれたのは、彼のみ。修行中の若者ウェイターはランチの時ちょっと手伝っただけ。 

 

彼は、ランチ、ディナー、朝食のウェイター、チェックイン、チェックアウトと全てしてくれました。  カタコトの英語で、とってもにこやかに親切に接してくれました。 

 

最後に、ちょっと話したら、数年に一度、北海道の苫小牧にカンファレンスで行くと。 日本が大好きだと、話してくれました。 そして日本のオーベルジュ(温泉旅館)は、最高だって!!! 

  

 

私のフランスでの、初めてのオーベルジュ体験、素敵なものとなりました。 

 

  

この後、後二つ、全く違う種類のオーベルジュに泊まりました。  それは、また今度。

 

 

 

今日のおまけは、

イースターに、義母とお友達のために作った、イースターバスケットです。  

 

義母用
お友達家族用
Keto, グルテンフリー、乳製品フリーのレモンケーキ。 日本から送ってもらった、食べられるお花の乾燥を飾ってみました。

 

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