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アメリカ通信(86) 2023年フランス旅行(7)4時間半かかった、ミシュラン三つ星レストランでの食事。

ボーヌにある、ブルゴーニュのシンボル 15世紀に作られた病院 オスピス・ド・ボーヌ

 

 

アメリカからこんにちは。  なおみです。 

 

 

日本のゴールデンウィーク、行楽地がすごく賑わっているみたいですね。 日本入国もアメリカ入国(5月12日以降)もコロナによる制限がなくなって、だいぶ普通の生活に戻ってきて、嬉しいです。  

 

私のフランス旅行記は、まだまだ続いてます。 

  

コートダジュールから、リヨンのお友達の家に戻った私たちは、今度は週末にお友達ご夫婦とリヨンの北、ボーヌを観光し、ミシェラン三つ星のレストラン、Georges Blanc に向かいました。 その日は、そのレストランのオーベルジュに泊まりました。

 

レストランがあるのは、リヨンから北に1時間ぐらいの、小さな村。 このレストランの為に作られた感じの村です。 

 

こちらが、レストラン。
レストランと駐車場をはさんで、ホテルがありました。

それでは、早速 ディナー行きまます。 

ここで、まずはカクテルと突き出し3種をいただきながら、ワインとお食事を決めます。
お友達が、百科事典のようなワインリストの中から、ソムリエと相談して、選んでくれました。
カクテルと突き出し3種
オイスターのジェリー寄せ
フォアグラムース
確か、エスカルゴのタルトだったはず。 でもほたて貝の上に乗ってますね。違ったかな???

写真で見ると、大きく見えますが、小さな突き出しです。 とってお美味しくて、これからのディナーの期待が高まります。 

 

1996年のMontrachet
ダックファットで練り込んだパン。バターも2種類。
外はカリっ、中はふわふわのカンパーニュ。最高でした!

ワインは、白赤ともに、レストランに来る前に、ドライブで通ったワイナリーから選びました。 1996年の白ワイン。 保管が良いせいか、じっくり熟成した白ワイン、初めて味合う味でした。 

 

 

スモークされた鱒。ソースはテーブルで、サーブされました。
ロングスティン(手長海老)
ロングスティンの爪は、フライで。蕎麦粉のレースのような器に乗っています。
オマール海老。キャンディのようなパスタやプレゼンティーションが最高。 でも、全てちょっとしょっぱかった。
そして、メインはこのレストランのスペシャリティーの鶏の胸肉。
赤ワインもブルゴーニュ1988年。素晴らしいワインでした。

シェフGeorges Blancは、鶏の胸肉のお料理で有名になったそうで、普段 鶏胸肉に特別感を持ったことがないので、とっても楽しみにしていたのですが、やっぱり 鶏は鶏でした。 この時点でかなりお腹がいっぱいだったせいもあるかもしれませんが、普通でした。 

 

そして、ここから魔のデザートタイムが始まります🤣

 

オリーブのソルベは全員に
夫が選んだチョコレートムース ちゃんと鶏さんが、デコされてます。
私が選んだ、キャラメルココナッツタルト。

とっても美味しかったけれど、あまりにもお腹がいっぱいで、一口づつしか食べられません。 

それなのに、まだまだ続きます。 これはっきり言って、トォーチャー(拷問)です。  

 

プチフール3種 これがまた美味しい。 一個だけ試して、後は持って帰りました。
マドレーヌ
焼き小菓子
お持ち帰りした、パンとデザート
食事中には、シェフが全てのテーブルを回って、記念にもらえるメニューにサインしてくださいます。

写真も一緒に撮ってくれました。

   

シェフはかなりのお年。若い奥様にエスコートされて、テーブルを回っていました。 品質管理はしているだろうけれど、きっともうご自身でキッチンに立っていないと思います。  

 

そして、このディナー、なんと4時間半以上。 7時半の予約で、食事が終わったら真夜中を過ぎていました。  

 

今回のレストラン、オーベルジュ経験、カクテル、ワイン、食事、そしてホテルを入れると、今までで一晩で使った中で、多分一番高かったと思います。けれど滅多にできない、思い出に残る経験でした。 

 

でも、あんなに食事の量、いらないから、もっとお安かったらなぁ〜〜〜。  そして、サービス。 一体、私たちのテーブルに何人のサービスの人が関わっていたか。 一人のウエイターは水を入れてくれるだけ。二人がお皿を持ってきて、お皿を下げるだけの係の人も。それにソムリエ。そりゃ〜、高いはずです。

 

シェフがサインしてくれた、メニュー
天皇陛下もいらっしゃってました。
フランス首相のマクロンも

 

 

カクテルをいただいたお部屋には、
レストランを訪れた有名人の写真が
大きく壁一面に。
クリントン夫妻も。 若い!!!
こちらは、朝食の後。

 

翌日の朝食は、バッフェスタイル。  前日、遅くまで食べたから、食欲がないかも、と懸念しましたが、4人ともしっかり食べられました。  

 

朝食は、また違うビルでした。 

 

その後、パン屋さんや、調理器具屋さん、ワインやさんなどを楽しく回って、後にしました。  いや、それにしても食べ疲れました。。。

 

 

お土産屋さんにも、鶏がいっぱい
ここにも鶏
そして、私の愛するストウブのお鍋たち。アメリカでは見ない形のものも、いっぱいあったのに、連れて帰らなかったのが、今でも悔やまれる。

 

今回も、写真が多くなってしまったので、おまけなしです。

それでは、みなさん残りのゴールデンウィークを楽しんで!!!