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アメリカ通信(87) 2023年フランス旅行(8) リルシュルラソルグ (L’Isle-sur-la-Sorgue) での3日間。夕食に困るの巻

プロヴァンスの小さな街、リルシュルラソルグ(L’Isle-sur-la-Sorgue)

アメリカからこんにちは。  なおみです。

 

日本の皆さんは、楽しいゴールデンウォークを過ごしたことでしょうね。 アメリカは、ゴールデンウィークはありませんが、ここウィスコンシン地方も、やっと本格的な春が来て、とても気持ち良い天気です。 

 

2週間前に、夏のような気候だったのですが、その後、また寒くなり、水仙がすごく長持ちしました。チューリップは蕾のまま2週間を過ごし、やっと咲きました。 

 

でも、今年はチュッリップをプロテクトする前にうさちゃんに食べられちゃって、ちょっとしか咲きませんでした。

 

まだまだ続いているフランス旅行記、先週は未シェラン3スターのレストランでの、4時間半かけてのディナーを書きました。 

リンクはこちらです。

 

そしてお友達夫妻との、週末旅行を終え、私たちは月曜日に、今度はプロヴァンスに向かいました。  

最初の目的地、ポンデガール(Pond du Gard)までは、2時間半のドライブでした。

 

ここは、なんと40年以上ぶりの再訪。 1985年に世界遺産に登録され、2007年には、博物館ができて、私の記憶とは全く違いました。 でもゆっくり博物館でお勉強して、水道橋まで歩き、お天気も良く、楽しかったです。 

 

ポン・デュ・ガール、西暦50年ぐらいに建設された、ローマ時代の水道橋です。2000年あまり、そのまま建ってるなんてすごいですよね。 

 

お昼を軽くとって(クレープとサンドウィッチ)、次の目的地、レ・ボー=ド=プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)へ向かいます。 

 

レ・ボー=ド=プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)は中世期に栄えた町で、その後17世紀には、町は破壊されますが、その後ボーキサイトが発見されますが、20世紀末には枯渇しました。 

 

ちなみに、ボーキサイトはレボーを支配していた、ボー一族からその名前を由来しています。 

 

廃墟となっている、レ・ボー=ド=プロヴァンスの城跡。 入場料を払って中に入ります。 

 

廃墟から村を見下ろします。 

 

町の中は、またシーンとしています。
城跡から、町と反対を眺めると、 こんなのどかな風景
お城後には、絞首刑をした後も。

ここも、前に来た時は、お土産屋さんや、陶器屋さん、ハーブ屋さんがたくさん並んでいたのに、陶器屋さん一軒、チョコレート屋さん一軒ぐらいしか、空いていなく、お茶をしようと思っていたところも、時間外でしまっていました。

 

コロナで人手不足のせいか、オフシーズンのせいか、どうなんでしょうね?  

 

駐車場も、ガイドブックによると、村まで行くと混んでて停められないので、手前で駐車して歩きましょう、とあったので、忠実に守って😅、歩いて行ったら、村に一番近い駐車場も空き空きでした。 

 

村の中には、車は入れません。 

 

そして、これから3泊する町(村?)、 リルシュルラソルグ(L’Isle-sur-la-Sorgue)へ向かいます。

リルシュルラソルグとは「ソルグ川の小島」という事です。 小さい街がソルグ川の支流に囲まれるようにあります。 アビニョンから、車で30分ぐらい。

 

リルシュルラソルグの夜
ソルグ川のほとりに、レストランが並びます。
真ん中にトンボの像が見えますか?

 

可愛らしいまちで、週末には大きなアンティーク市が開かれる事で有名です。 街の中にもたくさんの、アンティークショップがあります。 

 

街の中心の教会に向かって
アンティークショップ
プロバンスのハーブを使った石鹸やラベンダーのほうき

 

私は残念ながら、アンティークのお買い物をする時間はありませんでした。 というのも、ここを拠点にしていたけれど、お昼間は、違う所に観光に行っていたので、帰ってきた時には、もうお店はしまっていました。

 

ここでは、朝食を食べて、街を散策して 夕食のためのレストラン探しをしてから、観光に出かけました。

1日目は、アビニョン観光、翌日はアルルとカマング観光に行きました。 

 

     夫は朝食のセット、                私はバゲットとカフェオレ

朝食のメニュー
テーブルが古いミシンでできてます。踏みのところに足を置けます。

街を散歩した後の、カフェでの朝食。 川沿いにレストランは集中しています。 ここは、古いミシンをテーブルにしていて、可愛らしかったです。  

 

ミモザの花も、飾っていて、私は好きでしたが、私は背を向けていたので気が付かなかったのですが、従業員の態度が早く出ていって欲しい感じで、夫は嫌だったそうです。 中のお客は私たちだけだったんですよね。

 

ローカルのチョコレート店
お店の中から、チョコレートを作っているところが見えます。
チョコレート店の前で

なぜか、他のお店は閉まっていたのに、チョコレートやさんは、4件、開いていました。 私たちは、そのうち上の写真のと、下の2件で買いました。 どちらも、とっても美味しかったです。

 

可愛くて、美味しかったチョコレート屋さん
このタルトはランチ用に書いました
真ん中のマリトッツォみたいのとエクレアでお茶をしました。

 

ティータイム。 夫はカプチーノ
チョコレート屋さんですが、小物も売っていて、ちょっとアフタヌーンティーみたい。
食器もレトロな感じで、かわいいです。

ここのショコラトリー、東京にもお店があるようです。 かわいいものがいっぱいだし、ケーキもチョコレートも美味しかったです。 チョコは何粒か選んで、旅の間のおやつにしました。 もっと買ってくればよかったなぁ。

 

 

レストランは、こんな感じ。オープンの時間 19:30には、いつも私たちだけ
夫の3種のサラダ
私のホタテのカルパッチョ

 

夫の白身の魚とお豆のココナッツ煮
私のメインはハーブをつけた鱈とシャロットのタルト バルサミコ風味
デザートは、夫はチーズプレート、私はモンブラン

ここのレストランは、お野菜を丁寧に調理してあり、とても美味しかったです。 サーブしてくれた方も、とてもフレンドリーで英語も話してくれて、いろいろおしゃべりしました。 私たちが、メインを食べる頃には、満席になっていました。 

 

 

やっと最後の朝に空いていたパン屋さん
ベケットに挟んだサンドウィッチも美味しそう。
ケーキも美味しそうです。

このブランジェリー(パン屋さん)は、ホテルのすぐそばだったので、毎日 前を通っていましたが、閉まっていて、最後の日の朝に、やっと開きました。月火水はお休みだったみたいです。

 

私たちのチョイス。ホテルのお部屋で食べました。

アメリカにもある、アルディ(ドイツ系のスーパー)を見つけて入ってみました。
アメリカとほとんど一緒でしたが、アメリカのアルディでは売っていないものを発見。フォアグラのパテ、お安いです。

 

 

リルシュルラソルグの街、小さくて、安全で、ホテルから歩いてレストラン等に行けるので、便利でした。 ただ、観光で疲れ切って帰ってきても、夕食を食べられるところは 7:30まで開いていなくて、3日中、1日しか行きたいレストランへは、行けませんでした。 

 

他の日は、唯一早くに空いていた、ベトナム料理のお店(ここはまぁまぁ)となんちゃって日本食店。 この日本食店、寿司と焼き鳥、と出ていたので入ったのですが、焼き鳥がまずいまずい。 なんとか食べましたが、ちょっと食べて、すぐ出ました。 

 

リルシュルラソルグだけではなくて、今回の旅行では、早い時間に食べられるところを探すのに、大苦労しました。 前に行った時は、カフェは一日中開いていて、サラダやスープ等をいただけたのに、今回もそのつもりで入っても、飲み物しかない、と言われました。 大きな都市だったら、もっとチョイスがあったかも知れませんね。 

 

ここまで書いて、時間切れです。 

 

リルシュルラソルグ滞在中に訪れた、アビニョン、アルル、カマングは、また来週に書きま〜す。 

 

それでは、また来週!