アメリカからこんにちは。 なおみです。
前回はリルシュルラソルグ(L’Isle-sur-la-Sorgue)という、プロヴァンスの小さな町での滞在について書きました。
今回は、リルシュルラソルグ滞在中に訪れたところについて、書きますね。
前回のブログの場所も含めて、訪れたところの地図です。
A ポンデガール(Pond du Gard) 前回
B レ・ボー=ド=プロヴァンス(Les Baux-de-Provence) 前回
C リルシュルラソルグ(L’Isle-sur-la-Sorgue) 前回から引き続き3泊宿泊
D アヴィニョン (Avignon)
E アルル(Arles)
F カマルグ(Camargue)
今回は、アヴィニョンです。
リルシュルラソルグから、アヴィニョンまでは、車で30分ぐらい。 途中、可愛い村を通りながら、向かいます。
ここでちょっとアヴィニョンについて:
アヴィニョンには、1309年から1377年まで、60年近く、ローマ教皇庁がありました。その後ローマ教会の分裂の後も、ローマに対抗して、1417年まで、続きました。
ローマ教皇庁の建物、その周辺は、当時のまま残っており、アヴィニョン歴史地区として、世界遺産に登録されています。
さて、私たちは、朝食後リルシュルラソルグの町をちょっと散歩してから、のんびりとアヴィニョンに向かいましたが、教皇庁のすぐそばの、駐車場に問題なく停められ、その日の午後は、雨の予報だったので、まずは外回りを制覇しました。
教皇庁の横の丘の上は、公園になっていて、ちょうどスクールトリップの生徒たちが、ベンチや芝生の上で、ランチを食べていました。
その丘からは、かの有名な、アヴィニョンの橋を望めます。 『アヴィニョンの橋の上で』お〜どろうよ、お〜どろよ🎶 で有名な橋です。
アヴィニョンの橋は、正式には、サンベネゼ橋(Pont St. Bénézet)と言います。 ローヌ川の氾濫で何度も流され、とうとう17世紀に修復を諦め、今の姿で残っています。
何度か、橋の上には行っているので、今回 私たちは、上から眺めただけにしました。
こんなストリートパフォーマンスを聴いたりしてたら、ちょうど雨が降ってきて、ローマ教皇庁の見学です。
以前に訪れた時は、ただのグレーの壁で、見ても『ふ〜ん』て感じで、感銘も受けなかったのですが、今回は入場料込みで、入るとタブレットが渡され、各部屋に入ると、その部屋の当時の様子が、映し出されます。 日本語も選べます。
ここも、ほとんど人がいなかったので、ゆっくり楽しめました。
翌日はアルルとカマルグです。 上の地図ではEとFです。
リルシュルラソルグからアルルまでは、1時間のドライブです。 車を街中の駐車場に停めて、散策しました。
アルルといえば、ビゼー作曲の『アルルの女』や、ゴッホの絵で有名ですね。
アルルにも、たくさんのローマ遺跡があります。
まずは、円形闘技場の近くのカフェで、クロワッサンとカフェオレで朝食。 というか、トイレに行きたかったんです。
街中に、ゴッホの絵のキャンバスが、背景となった場所に置かれてます。 今回は、ゴッホの絵の風景を訪ねて歩きました。
結局 六枚のキャンバスを見つけました。
街並みは、雰囲気はあるけれど、どこか寂れた感じでした。
そして、アルルを後にして、カマルグにむかいます。 アルルから30分ぐらいで、カマルグ地区に到着しましたが、ついてからの公園の中が、広く、狭い道なので時間がかかりました。
カマルグは塩田で有名です。 フランスの塩、Fleur de Sel (塩の花)は、有名ですよね。
ラベルに、カマルグとありますね。 写真は、ウェブからお借りしました。
そして、カマルグの野生の白い馬、野生のフラミンゴで有名です。
またまた、ほとんど人のいなかった自然公園で、ゆったりとリラックスした時を過ごし、帰途につきました。 残念ながら、塩田は見られませんでした。
この日が、疲れ切ってホテルに戻り、ランチも食べてなかったので、早めに夕食が食べられるところを探して、まちを彷徨いましたが、見つからず、先日書いた、まずかった日本食レストランで、食べてしまいました。
夫は、アヴィニョンがとっても気に入ったそうです。 アルルはあんまり好きでなかったと。 カマルグでは、野鳥、馬、観察に、大興奮!!!
私は、過去に行った時は、アヴィニョンはあまり好きでなかったけれど、今回は良かったです。 アルルは私は結構好き。
カマルグは、塩田が見られなかったのが、残念で。 でも二人とも疲れていたので、これ以上は無理でした。
次回は、リルシュルラソルグのホテルをチェックアウトして、ワイナリー巡りのご報告をしますね。
今、ここウィスコンシン州は、やっと春が来て、庭仕事に忙しいです。 それと、冬の間は冬眠していたのか、お友達とのパーティーも増えて、大忙し! そのご報告もしたいのですが、時間がありません。 後ほどしますね。