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アメリカ通信(90) 2023年フランス旅行(10)憧れだったシャトーヌフ デュ パプのシャトーホテルに泊まる

山間に、所狭しと葡萄畑がある、コートデュローヌ(Côtes du Rhône)南。

 

アメリカからこんにちは。  なおみです。

 

だんだん遠い記憶のようになってきましたが、フランス旅行記 あと少し書かせていただきます。 今日のお話しは、3月9日~10日です。 古いですね😅

 

前回のアヴィニョン、アルルのお話は、こちらです。 

 

今回は、リルシュルラソルグをチェックアウトして、アヴィニョンの北側。コートドローヌ南のワイナリー巡りです。

この地域には、私たちが大好きなワインがたくさんで、旅行に行く前から、ワクワクしていました。

 

朝、ホテルを出て、まずはジゴンダス(Gigondas)を通り過ぎて、可愛い街セグレ(Ségret)へ, 山をぐるっと回りながら、クレステット(Crestet)、スゼット(Suette),   そして、一周してジゴンダスへ寄りました。 

 

 

それでは、まずはセグレの写真から。 ものの見事に、滞在中(1時間ぐらい)誰にも合いませんでした。 迎えてくれたのは、猫ちゃんだけ。 ティーショップもレストランも、何も開いていませんでした。

白猫ちゃんが迎えてくれました。
ひっそりとした道。 車は村の中には入れません。
陶器の猫も

 

村からは、こんな見晴らし。 あたり一面葡萄畑です。

セルフタイマーに失敗
煙突の上にも、陶器の猫が。

次のストップは、最初から目をつけていたワイナリー 

 

ここでは、ワンちゃんが迎えてくれました。 お庭にいたのに、私たちと一緒に中にはいって、リラックス。  

 

ちょうどランチ時間に入りそう時間だったのですが、快く受け入れてくださり、色々説明を聞きながら、6種類のワインをティストしました。 彼は、英語を話してくれました。 

 

ここのワイナリーは、シカゴの輸入業者との提携があって、ケース(12本)買うと、送料無料で、シカゴの輸入業者まで届けてくれました。 

 

2ヶ月後、シカゴに届き、先日取りに行きました。 後10年は待たないといけないワインもあるけれど、何本かは、今の見頃なのもあるので、早速、お友達を招待した時に、お味見しました。 美味しかったです。そして、すでに懐かしく感じました。 

 

 

 

これが、シカゴまで送られてきた来たワイン12本。 記念撮影です。 

 

 

De Mourchon ワイナリーの後は、クレセット、スゼットに立ち寄り、後は車からの景色を楽し見ました。 

 

その写真です。 

 

クレセット 誰もいないので、地面にiPhoneを置いて撮影。
駐車場にも、私たちのレンタカーだけ。
葡萄はまだ葉っぱも出ていませんが、ピンクの花、梅かアーモンドか??? ときれいでした。
このコートドゥローヌの道をたどりました。
スゼットのノートルダム教会
古いです。
葡萄畑の周りには、ロズマリー等が植えられてました。
スゼットから、ジゴンダスへの道のり。絶景です。
遠くに、ベントー山が見れます。
ジゴンダスでは、ちょうど、アクロバット飛行の練習をしていて、しばし見入りました。
他のお店は、ほとんどしまっていたので、ドキドキしながら、ドアを押してます。

 

ジゴンダスでは、あまりにのワイナリーが多すぎるので、ジゴンダスの色々なワイナリーのワインをテイストできる、ワインショップを探しました。

ジゴンダスの広場。ここからアクロバット飛行を見ました。

5種類ぐらいテイストして、何本か買い求めました。

 

 

そして、その日の宿泊地、シャトーヌフ デュ パプ(Châteauneuf-du-Pape)へ向かいました。 シャトーヌフ デュ パプはアメリカでは、とっても高く。 私たちには気軽には買えない、憧れのワインです。 シャトーヌフ デュ パプとは、『法王の新しい城』という意味です。 ローマからアヴィニョンへ引っ越してきた法王が、故郷からワイン生産者を呼び寄せて、作り始めたそうです。

  

 

大分前に、近くのスーパーで、比較的安いシャトーヌフ デュ パプを買ってみましたが、それは美味しくなかったです。 

 

そのシャトーヌフ デュ パプのワイナリーの一つにある、シャトーホテルでの宿泊です。 オーベルジュになっているので、夕食を食べて、そのまま宿泊です。

 

最近、修復したようで、外は古いけれど、中はピカピカでした。 スパサロンやプールもあって、とっても素敵。 ロビーで、若いハンサムオーナーにも会いました。 写真撮るとよかったな。

 

お部屋からの眺め
お部屋のバルコニーからの眺め
夕食をいただいたお部屋。 普通は、もっと大きなダイニングですが、この日はゲストが少なく、小さなお部屋でした。とってもコージーでリラックス。

 

さて、その日の夕食です。 ワインペアリングもしました。 

 

フォアグラボールとパルメジャンクラッカーに何かのクリーム。 すごく美味しかったのに、忘れてしまいました。写真だけでなく、ちゃんとメモをとっておくべきでした。
アミューズのスープ オニオンの泡のスープ これが絶品
パンにつけるバターもきれい
私のリークのタルト 海苔も使われてました。そのせいか、味はなんか和風ぽかったです。
夫の子牛とマッシュルームラビオリ テーブルでスープをかけてくれます
ここのワイナリーの赤。 美味しくて、何本か買い求めました。
私のほたて貝の一皿
夫のフィレミニオンステーキ フランスで今まで食べたステーキで、一番美味しかったそうです。
夫のチーズデザート
私の梨のデザート
朝食のブッフェ。 奥に写っているムッシュが、オムレツ作りから、コーヒーを淹れたり、ウエイターと一人でなんでもしていました。
朝食のブッフェ。手作りのジャムがいっぱい。
シャトーヌフ デュ パプのワイン畑は、このゴロゴロとした石が特徴。漫画『神の雫』にも出ていました。
シャトーに付随しているカーブ(ワイン蔵)
前日にいただいた、ワインを買いたい、と交渉中。でも同じ年のは売り出していないとの事。
前日のワインと同じですが、違う年のものをティスト。朝10時から😅
ここのワイナリーの古い写真が飾ってありました。

ここのシャトーでの、宿泊。 本当に楽しみました。 その週から、今シーズンのオープンという事で、ゲストも少なかったせいか、静かで、サービスも素晴らしく。 そしてミシェランの星もないけれど、レストランが、しょっぱ過ぎず(フランスのフランス料理は、日本人にとってはしょっぱい事が多いです)、量もちょうど良く、値段もリーズナブル。 ワインペアのワインの質も素晴らしかったです。 

 

ここ、また行きたいです。 おすすめです。 

 

シャトーヌフ デュ パプでの滞在を、楽しんだ後は、 シャトーヌフ デュ パプから30分ぐらいのオランジェ観光を楽しみ、お友達の家、リヨンへ帰りました。

 

 

 

今日のおまけは、またまたうちのお庭の花。

 

去年、お友達にいただいたアイリスが、きれいに咲きました。 ピンクがきれい。
紫と黄色のアイリスも!
お庭のお花で、テーブルフラワーを作りました。

 

 

来週は、リヨン滞在を書いて、多分フランス旅行記は終了になると思います(やっと)。