アメリカからこんにちは。 なおみです。
とうとう、フランス旅行記も、最終回に辿り着きそうです。
最終回は、拠点として滞在させてもらった、お友達の家、リヨンです。
リヨンについては、フランス旅行記(1)と(2)で少し書いています。
今回は、リヨン滞在を、時間ベースではなく、まとめて書きます。
まずは真ん中上に見えるフルヴィエール(Fourvière)。 上の写真は、旧市街(Vieux-Lyon)からフルヴィエールを見上げています。 一番上の白い建物が、リヨンのノートルダム聖堂です。
この3週週間の滞在中、結局 3度も行きました。 毎回、お天気も違ったので、丘からの写真を撮ったり、観光客としては、欠かせない場所です。
フルヴィエールは、丘の上にあります。 一回目は、丘の上まで、お友達に送ってもらったので、旧市街まで、階段で降りました。 2回目も丘の上の博物館をみてから行ったのですが、帰りはケーブルカーに乗りました。
3回目は、時間があんまりなかったけれど、あまりのお天気にどうしても行きたくなったので、行き帰りケーブルカー。
フルヴィエールの横には、ローマ時代の音楽堂、劇場 そして 博物館があります。 音楽堂は、旅行記1で載せています。 その日は、博物館が空いていなかったので、もう一度行きました。 開場とともに入ったので、ほとんど人もいなくて、ゆっくり見られました。
2018年にローマとボンベイへ行ったので、その時に学んだものが、ここでも出てきて興味深かったです。
博物館を満喫した後は、リヨンのノートルダム聖堂へ行きました。 フルヴィエールの丘に聳え立っています。 日曜日で、ミサ中でした。 オルガンの音を聞くことができて、ラッキーでした。
そして、ランチの場所を探しましたが、その日は本当に風が強くて、向かい風では、前に進めないぐらい。
とにかく、ケーブルカーで旧市街まで降りて、最初に目に入ったレストランに入りました。
本当は、ブションという、リヨンの伝統的なお料理を出すところに行きたかったんですが、このレストランのメニューにも、リヨンの伝統料理はあったので、入ってしまいました。
が、これが大正解。 どれもとっても美味しく、ここでゆっくり食べているうちに、風もおさまり、その後の観光を続けられました。
食後は、リヨンの旧市街を探索。 トラブールという抜け道が楽しかったです。 観光局でトラブールが示してある地図をもらいました。 普通の家のドアのようなものを押してみると、開き、その先には、抜け道が続きます。
素敵な、中庭に通じたり、そしてまた違うドアから、別の道に出られます。
昔、絹織物業がリヨンは盛んだったので、これらの抜け道は絹織物を雨に濡らさないように運ぶために、作られたとか。 その後はレジスタンスの逃げ道にも、使われたようです。
たくさんありますが、観光客が入ることができるのは限られています。 それでも、3つ行ってみました。
リヨンでは、他にリヨン歴史博物館、リヨン美術館も行ったのですが、写真が多くなるので、ここでは割愛しました。
夫はどうしてもコンフリュアンス博物館に行きたかったので、その間、私はお友達とショッピングとランチを楽しみました。
博物館は、コンフリュアンス地区にあり、その地区は再開発が進んでおり、面白い近未来的な建物がたくさんあります。 私も、車の中から楽しみました。
私は、お友達に付き合ってもらって、ランチ後、どうしても見たかった騙し絵の壁画をみに行きました。 街のあちこちにあります。
リヨンの街、特に旧市街 ダウンタウンは、とっても雰囲気があります。 どこを通っていても、写真を撮りたくなってしまいました。
リヨンの街は、可愛いお店、美味しそうなパン屋さんやケーキ屋さんが、いっぱい!!!
そして、フランス名物、ストライキのデモも、至る所で見ました。 そして、この春に大変な話題だった、引退の年齢引き上げに反対するストライキで、私たちも、シャルル・ド・ゴール空港で、出国手続きに3時間もかかり、もう少しで飛行機に乗り遅れるところでした。
リオンを離れる前日のランチは、リオンが産んだ偉大なシェフ、ポールボキューズのレストランで、お友達夫妻とランチ。
リヨンでの、最後のお話は、お友達の家で過ごしたひと時。
お友達の家は、リヨンの近郊。 車で30分ぐらいかな? とっても大きな、比較的新しいお家。 そしてその裏は、ランチがあって、馬がいたり、トレイルにもなっていて、週末になると、たくさんの人が散歩していました。
下の写真の日は、お天気が良くて、遠くにアルプスも見えて、とっても素敵な散歩となりました。
と、こんな感じで、お友達の家では、家族の一員のように、暖かく接してもらい、一緒に夕食を作ったり、たくさんワインを飲んだり、美味しいデザートをたくさん食べ、ゲームしたり、子供たちのヴァイオリンの演奏会、夫と私もピアノを弾いたり、楽しい時間を過ごしました。
帰国の前日に、リヨンの空港駅からTGVに乗って、パリのシャルル・ド・ゴール空港へいき、空港ホテルで一泊して帰りました。
楽しい思い出をいっぱい持って、たくさんのワインとチーズ、バターを持って家に帰りました。 今でも、美味しいワイン、チーズ、バター、思い出を楽しんでいます。
長ーい旅行記になりましたが、一応、これで完結です。 最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
今日は、おまけはなしです。